私は待つ

朝が来るまで


願い事なんて何一つ叶いやしなかった

まぁこんなもんでしょ

笑ったフリをした

そして諦めたフリをした

嘘ばっかの人生で疲れたよ

誰でも言えるような言葉で会話し

合わせて、合わされて

おんなじ顔ばっか

見分けもつかない

どうせ分からないなら暗闇だってかまやしないだろう?


けれど

待ってしまう

悔しいくらいに

眩しい




あの朝を






end



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