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悶々とした焦りから抜ける

ほんの少し前、私の中で ”お金が足りない” という思いが飽和して焦っていた。
外で働けばすぐに稼げる金額なのに、 焦りが私の中で渦巻いていた。

外で働くにしても、自分がやりたいことじゃないと嫌だとか、フルタイム勤務は嫌だとか、満員電車で通勤は嫌だって思いがぐるぐると廻る。

この4年、専業主婦をやっていてのんびりした生活が楽だし楽しかった。
自分の好きなことだけやっていた。

私は、今の生活が好きだ。

夫も家で仕事をして、お昼ごはんも一緒に食べて、午後はお散歩して、おやつにケーキを焼いて、夜はなに食べようと思いを馳せる、他愛もないこの生活が愛おしい。

仕事をすると慣れるまでの緊張感や仕事先の人間関係、良かったこともあれば悪かったこともある。

私は転職回数が多いし、エンジニア時代はいろんな客先に行かされた。
自社から客先に行くことを「ドナドナ」と同僚と揶揄っていた。

なぜか良かったことよりも悪かったことの記憶の方が残っている。
印象が強烈だからだろうか。

悶々とした所から抜けるのは、あっという間だった。
けっこう1週間くらい悶々としていたけれど、瞑想をしたら私は満ち足りた。

瞑想もいろんなやり方がある。
私は、いままで3人の指導を受けて瞑想してきた。

それぞれやり方は違うけれど、瞑想をする意図は同じだと感じる。

目の前の思考がみている世界を離れて、自分の本来あるところに戻る。
魂が、命が、万物すべてが繋がっている意識。

そこに戻ると、私という存在は薄くなって、温かいもので満たされる。
それを言葉で表すと ”愛” になるんだと思う。

瞑想したことで私が愛で満たされたからといって、お金がもらえるわけでもないけれど、お金がなくてどうしようという不安は消える。

そしてその不安のない安定した状態で、私はこれからどうしようと冷静に考えることができる。

焦って考えてもいいアイデアは生まれない。

自分が考えて意図をもって行動したら、あとは天の采配に委ねる。
自分ができることなんて高が知れている。
どんな結果になろうと、私はただそれを受け取る。


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