短文バトル「コーヒー」オススメ記事
今回の短文バトル222のお題は「コーヒー」でした。
お題について考えを巡らせるために、コーヒーを淹れることにしました。お湯を沸かして、ペーパーをドリッパーにセットして、計ったコーヒーを入れる。蒸らす為の少量のお湯を淹れた瞬間、コーヒーのアロマがふわりと広がる。思い出すきっかけなどまずないような記憶が、その香りとともに思い浮かびました。
この香りが過去の記憶を呼び起こす現象を「プルースト効果」といいます。フランスの作家マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』の中で、主人公が紅茶にマドレーヌを浸した時に、過去の記憶がよみがえるという有名な描写が元になっているそうです。
コーヒーの香りで色んな記憶を思い出したのですが、文章の中で香りを感じさせることを書かなかったことを時間が経って少し後悔しています。五感で感じられるような文章が書きたいなぁ...
それではオススメ記事の紹介です。
愛月 イツキさんの「アラビカちゃんとカネフォラくん」をオススメします。
Stay homeということで、いつもとは違う時間の使い方を迫られる日々。
おうちで豆からコーヒーを挽いて、入れる方も多いのでは? そんな時、この文章を思い出したいです。
そのコーヒーがどんな育ちの子なのか?自分との相性はどうだろうか?
たまには、カネフォラくんに浮気してみようかな?
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