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ワーママ1年生 他人に頼る勇気を取得する


こんにちは。ami.です。
みなさんは『他人に頼る』ことはできますか?
私はとても苦手で、

・自分でやらないと気が済まない
・頼んだら嫌な顔をされるかも
・他人に頼むぐらいなら自分でやったほうがいい。説明する時間ももったいない
・そもそも信頼できてない


といった理由が主で今までできてませんでした。

出産と育児をきっかけに少しできるようになったかなぁと思うので、それを少し書きたいと思います。

出産直後から挫折のオンパレード

長時間の出産で疲れ切ったところに3時間おきの授乳、完全個室で周りのママさんにも会わない、コロナで面会完全禁止と入院中からメンタルはズタボロ。

食事をとるために泣いてる子どもを連れていってくれる助産師さんに対しても
『子どもを泣き止ませられないダメな私』というものすごくネガティブな気持ちに。

オムツの交換もなかなかうまくできず(布おむつだったし)、交換している間にもシャーッとされてベッドを汚してしまって、また自己嫌悪。

そんなネガティヴな気持ちと自己嫌悪で、夜も眠れず涙がポロポロ出ることもありました。

そんな時、退院前日に助産師さんから言われたのが

『他人に頼る勇気を持ってね。子育ては1人ではできないから、とにかくいろんな人に頼るってことができるようにならないと自分も子どもも辛いよ』

ということ。

今まで私は特に仕事で他人に頼ることが苦手で、なんでも自分で抱え込んではメンタルやられて…の繰り返しでした。

うまく助けを求めることができなかったんですよね。
なので、『頼る勇気』という考え方が結構私には響きました。

いきなり頼れるようにはならない

とはいえ、いきなり性格が変えられるかと言われるとなかなか難しくて、退院後もなんとか自分でやらなきゃ!と思い込んでいました。

抱っこしても、授乳しても、オムツを変えても何しても泣き止まない子どもに毎日途方に暮れ、一緒に泣いてしまうこともしばしば。

義母が「子どもを見ているから、少しでも寝なさい」と言ってくれても、なんだか心配で寝れず…

寝不足と緊張感で、どんどんメンタルもネガティヴな方向へいってしまいました。

今は全然平気ですが、当時は子どもが他の人に抱っこされたりするのすら嫌で、義母に対してもかなり嫌な態度をとってしまっていました。

区役所の方が訪問してくれた時も、色んなサポートや産後ケア入院も勧めていただいたのに、『私には必要ない、活用したら私はできないママになってしまう』とかなり激しい思い込みをしていました。

主人もこんなネガティヴな私にどうやって接したら良いのか分からず辛かったと思います。
何を言ってもネガティヴ変換する私との会話も減り、黙々と洗い物をしたりと、なんだかギクシャクしていました。

コロナ禍ということもあり、誰かに会うということもなかったので、心身ともに引きこもりに。
実両親も遠方に住んでいたので、頼れない状況にあったのも大きかったです。

体重もすっかり落ちて、1年経たずして妊娠前よりも5キロほど痩せてしまいました。
(ちょうど良い体重になったとも言えますが…)

第1ステップ 保育所入所

そんなひどいメンタルが続いた中、娘が11ヶ月の時に育休復帰に向けて保育所の慣らし保育が始まりました。

最初は預けることにものすごく抵抗があり、慣らし保育時間中は、ずっとソワソワしていました。

預けるときにギャン泣きしている我が子を見るのもものすごく辛かったのを覚えています。

慣らし保育が進み、だんだん娘も慣れてきたのか、預けるときに手を振ってくれたり、迎えに行くと楽しそうに遊んでいたりするようになってきました。

家ではできないような体験を保育所で楽しそうにしている娘を見て、『私と一緒じゃなくても大丈夫。むしろいい娘にとって良い経験をさせてもらってるんだ。』と思えるようになりました。

毎日保育士さんと話ができて、些細な不安や疑問もすぐ相談できたことも大きかったと思います。保育士さんにもっと頼ってみようと気持ちが前向きになっていきました。

第2ステップ 職場復帰

いよいよ1年の育休も終わり、職場復帰です。休み前と同じ部署に戻ることができましたが、早くブランクを埋めないとと気持ちがかなり先走っていました。

その辺りは下記のページで書いてるのですが、
とにかく1年のブランクを埋めるために焦っていました。

娘の体調不良で会社を休むこともしばしばあり、余計に余裕がなくなり、ネガティヴな気持ちがムクムク

頑張りたい気持ちとは裏腹に、周りは気を使って仕事を頼まないという状態でした。

そんな時、先輩ママさんとお話しする機会があり、

『仕事を頑張ることはとてもいいけど、他の人を犠牲にするような仕事はダメ。』

『不測の事態に向けたリスク回避も重要な業務。仕事を落とさないことが「会社」として大事だから、誰でも仕事ができるように指示の仕方を整えておくことも今後覚えていきなさい』

と話していただきました。

ガツーンと響きました。

仕事を頑張りたいがために、大切な存在である娘を犠牲にしてはダメだということ。
娘が体調不良のときは、私が1番そばにいて寄り添ってあげないといけないと気付かされました。

そして『他人に頼りましょう』ということではなく、『他人に頼る・任せる』ということも仕事において必要なスキルということも。

そのためには自分一人でどうにかするのではなく、うまく指示を出すことも学ばなきゃいけないということにも気付かされました。

他人に頼る勇気を持つ

これがやっぱり大事なのだと。

不測の事態に向けてリスク回避の手順を整えておくと、周りも安心してくれて、業務も割り振ってくれるようになってきました。

第3ステップ 家事も頼ろう

これはまだなかなかうまくできておらず…
今後の課題です。

うまく家事分担もできると良いのですが、私の「今やってほしいこと」の「今」が、主人に伝わらなくて、結局自分で先にやってしまうことが多々…。

名もなき家事に追われてバタバタしてしまう日々。これをもう少し分担して任せなれるようにパパ指導(?)ができると良いんだろうなぁ…

そして今すぐやらなくても良いことを後回しにできる勇気も今後持っていきたいと思います。


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