養護施設の生活

一歳半に養護施設に入り物心ついたときには自分が養護施設の子供だというのが当たり前だと思っていました。ここで簡単に養護施設での生活の流れをご説明させていただきます

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こんな感じです。ほぼ寮のような学校のような感じですね。ちなみに私がいた養護施設は本館である園長先生が常にいる建物と見た目は一軒家ですが分園と言われるおうちもありました。中身は同じですが暮らしている人数が異なっており分園には子供が5人から6人で施設の職員が3人です。本館の方は一階と二階で分かれていて子供たちは50人くらいで職員は15人くらいでした。


私がまだ養護施設にいた頃は子供たちに虐待や暴力が許されていた時代だったし法律も改善されていなかったのでそれはとても酷いものでした。今となっては笑える話ですが家庭内暴力、育児放棄され駆け込み寺のような養護施設で国家試験を取った大人たちにやられていたんじゃもうよくわかりませんよね。


当たり前に起きていたことはほうきや棒などで思い切り叩かれたり殴られる事は日常茶飯事。寒い冬の中裸足で外に出されたり髪の毛を引っ張られながら殴る蹴るは当たり前、押し入れに閉じ込めご飯も指定の時間に食べさせてくれなかったり。そんな腐った場所で大人から子供へのいじめ、高学年の子供が低学年へのいじめは見て見ぬふりをされました。

私も小学生の頃にある女性のK先生にいじめられていました。その日は冬の寒い時期で朝食に暖かい牛乳が飲みたくて電子レンジで温めたのですが熱すぎたために机の上で冷ましていました。そしてK先生に「早く食べなさいみんなもう食べ終わってるでしょう。」と無理やり熱い牛乳を口にかけられてそのままコップの中身全部を足にかけられました。ジーンズを履いていて熱い牛乳が太ももにかかり熱で私の足は皮が剥がれ肉が出てしまい強烈な痛みが私を襲いました。急いで病院に行き医者に何があったか聞かれたときにK先生は勝手に亜美が牛乳をこぼしてしまったと嘘をつきました。私もそのときびっくりしました。しかもK先生はその時笑っていました。今もその火傷の後は残っていて思い出すだけで怒りが込み上げてきます。

ほかにも沢山の虐待を受けてきましたがそれなりに私も少しずつ成長してきました。

次にお話ししようと思うことは私の一生の思い出になる過去最悪の事です。


ここまで読んでいただきありがとうございました。また時間があるときに記事を書きますのでのんびりお待ちください

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