ぐらしあすの「ヘビーメタル曲をノンエフェクトで弾いてみた」

ぐらしあすは、ずっとヘビーメタルを愛している。
中学生の頃は、レッドツェッペリンとかディープパープルで脳天直撃され、その後、一瞬、クラッシュとかピンクフロイドなどのパンクやプログレに傾いたけど、すぐにマイケルシェンカーグループやラウドネスなどに、最大級脳天直撃された。
因みにクラッシュは今聞いてもカッコ良いと感じる。またウォールもなかなか渋いと思う。

ハードロックとヘビーメタルの違いの定義は曖昧ではあるが、ぐらしあすの主観として、ライブに行くと、ギターの音が半端なくでかく、アンプはもちろんマーシャルを何台も置いてあり、ディストーションやオーバードライブが強烈に効き、醸し出されるというか唸る音が会場に響き渡り、かつリフもドスンとしていて、速弾きが多ければヘビーメタルだと思っている。

前述のレッドツェッペリンやデープパープルは天才的でかつ歴史に残り続ける永遠のハードロックだと考える。

因みに影響を受けたバンヘイレンはどこか中道感がある。

ラウドネスの初期は、LAZY時代のうっ憤を晴らすがごとく、シンプルではあるがメンバーの魂の主張のような曲が多いと感じる。
マイケルシェンカーはあまりドライブをかけすぎずに滑らかに速弾きあり、メロディアスな曲が多い。

ラウドネスやマイケルシェンカーは40年以上経った今でも聴いているし、練習をしている。

その数十年ずっと音を歪ませてギターの練習をしている。つい半年前までオーバードライブを適度に効かせながら、今でもエフェクターの種類とドライブとトレブル、レベルの調整で、これこそこれがぐらしあすが望む音だと感じる音作りは難しい。

BOSSのオーバードライブは乾いたドライブ感とお手頃価格が好き。
SHUR RIOTはさすがに、ドライブの幅が大きくメリハリのついたズシンと刺さる音が脳を心地よく刺激させてくれる。

過去記事の「いきなりギタースタイルが変化した」にも結び付くのだが、ある時友達とバーに飲みに行き、そこにギブソンレスポールが飾ってあり、特別にちょっと弾かせてもらった。そこのマスターは昼間はギターの講師をしていて、ぐらしあすがラウドネスのインザミラーを弾くと、マスター曰くインザミラーを弾けるのはなかなかではあるが、もう少しピッキングをしっかりとするのが良いとアドバイスを受けた。

そう、ギターの音を歪ませすぎると、ピッキングが甘くてもある意味ごまかせるのである。しかし、メリハリ感が出ない。

前置きが長くなり過ぎたが、最近エフェクターを通さずに、ギターのピックアップが拾った音をシールド1本でダイレクトにローランドのアンプにつないでピックで弾いて練習を繰り返している。

ヘビーメタルのギターソロをエフェクトなしで弾くと、ピッキングをミスったらごまかしが効かない。

1音1音きっちりとピッキングをするところはしっかりと弾き、ハンマリングオンやプリングオフも適度に行う。
調子に乗って、ライトハンドも…しかしなかなか音がしっかりと出ない。

この練習がかなり面白い。
丁寧にオルタネイトピッキングをすればギターは正直である。
なので、誰かのコピーの練習もするが、基本に立ち返り、ペンタトニックなどの練習をしている。

しっかりとピッキングをして、フレーズをきれいに速く弾けたときにゃあ、もう時間を忘れて弾き続け、今では、左手の中指と薬指の先端の皮がカチカチになっている。凄く楽しい。

こういった練習を繰り返していると、ヘビーメタルの曲のソロを歪ませて弾くより、メリハリの効いた音で弾ける。

これは毎日続けている。
毎日上手になっていくのが嬉しい。
因みにフェンダーやギブソンは未だかつて持っていない。
いったいいつになったら持てるのだろうか…。
約40年前に買ったジャパニーズビンテージのトーカイのストラトキャスターのブリッジ側は、デイマジオのトーンゾーンに変えてある。
そのトーンゾーンのベタベタせず分厚い音が好き。
もう1台、Grecoのレスポール。ブリッジ側はセイモアダンカンの定番モデル。ネック側はダンカンSh-2nに交換する予定。今もっぱら練習用には、ネック側がセイモアダンカンのSh‐1nが載っかているシェクターを使用している。
Sh-1nは歪ませなくとも、ピックのアタック音があまり気にならない程度のきれいな音となり、これも好き。

今回の記事はかなりマニアックな内容である。


ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。