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カトリック教徒として変化のある春が始まった。

 4月8日の土曜日の復活徹夜祭に受洗し、マグダラのマリアの洗礼名を頂き、明日15日に32歳になる。新型コロナウィルスが多少収まり、今日のミサから歌唱のあるミサになった。誕生日の前日から横浜の小教区のカトリック教会のミサが代わり、代母の女性から初めて経験する歌唱ミサについて説明され、これから毎週、ミサの最中に讃美歌を手に取ることになる。学生時代の音楽の授業と違い、教会特有の、オルガンの演奏に合わせて歌うということは、よくオルガンの音を聞き、オルガンの音とミサに出席している集団の歌声に合わせて歌うという歌い方で歌う。学生時代は素晴らしいソプラノの女学生が全員の前で歌っていたが、教会にはオルガンの音と、30代以上の人間たちの声がミサの御堂全体に響き、31歳の私の声もその中で響いていた。ずっとオルガンの音と御堂全体に響く歌声を聞いて歌うと、自分の声が、ピアノと違って深く響くオルガンの音に溶け込んでいくように聞こえる。ミサの後は受洗者が受ける講義を新しく受け始め、カトリック信徒として非常に変化のある春が始まった。



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31歳、実家暮らしアルバイト生活の、一人っ子のノンセクシャル女性😼😽 日記、エッセイ、時折評論です。 ひたすらこつこつ書き続けていくのでよろしくお願いします。