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石川鷹彦大先生~

音楽は好きで、邦楽専門ですけど。

ベストテン、トップテンから始まり、歌謡曲が大好きで、思春期にイキって洋楽にも手を出したが、歌詞がわからず、邦楽に戻る。

音楽生活で、はじめに思い出すのは、小学生5年生くらい、昭和55年、遠足か社会見学でバスの中で誰かが歌った、長渕剛の乾杯。
なに!この歌!めちゃくちゃええ歌やん!何人かが合唱する。
えっ、ベストテンに出てない曲やで。俺、知らん曲やで!
何人かが合唱したため、感動よりもこの曲を知らないという恥ずかしさから来る焦りの方が大きかった。
後々調べると、当時、乾杯は、シングルカットされておらず、収録はアルバムのみ。
そら、知らんわ!家にレコードないもん、レコードプレーヤーもないっちゅうねん!たぶん、年上の兄姉がいて、そこからの情報で曲を知ったのだろう。貧乏を恨む。

そのあたりから、フォークが大好きになり、あるアルバムにたどり着く。
長渕剛  LIVEというアルバムだ、1981年、昭和56年に発売。
ギターのみの弾き語りコンサートを収録した超名盤。長渕剛の初期の集大成ともいえ、ギターテクニック、歌唱、抜群にかっこいいアルバム。
ギター少年が練習したであろうスリーフィンガーの夏祭り、替え歌マサオのひざ枕、涙のさよならの唄。色んな曲がある。
そして、とある曲の前に剛は紹介する。
「今日はゲストが来てくれています。石川大先生~」
その石川大先生と剛で、弾く松村和子の帰ってこいよ。バンジョーかな、石川大先生が弾く。抜群のテクニック。剛が大先生と仰ぐ石川さん、どんな人やなんや。剛より、ギターが上手いんか、凄い人なんやというのが、心にしっかり、刻まれた。
さらに、どんどんフォークやアコギに見せられた俺。色々、調べて行くと、大先生は、石川鷹彦さんということが分かった。
色々なアーティストの編曲やサポートをされていることがわかった。

そして、何十年と時は流れ、ある曲にたどり着く、あのかぐや姫の伊勢正三さんのギターデュオ、風が演奏する海岸通。
歌詞が心に染みまくり、メロディは秀逸、さらに、ツインギターで、アルペジオとソロで奏でる美しい旋律。
完全に知らなかった曲、ある意味、衝撃だった。しょうやんの作詞作曲は、もちろん素晴らしいが、伴奏もさらに素晴らしかった。
そう、この曲の編曲は、石川大先生たる石川鷹彦さんだったのだ。
剛の師匠、石川さん・・・だ・・・
いまこの時点で、ナンバーワンのフォークソングは何かと聞かれると、風の海岸通と答える。
世の中便利になり、石川大先生が弾いた海岸通のタブ譜が、ネットで発売されている。素晴らしい。美しい。
こんなキレイなイントロ、ギターソロは聞いたことがない。
いま、ギター教室でこの曲をレッスンしてもらっている。
モチベーションがアゲアゲだ。
50の手習い、頑張るぜ。

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