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ロマンスの夜~in 有明~現地行くまで編~

 昨年11月に開催された宮本浩次ソロカバーコンサート「ロマンスの夜」。
有明と神戸での(当初は有楽町と神戸だった)開催だったが、宮本氏の体調不良により有楽町公演が延期となる。その後宮本氏の体調が戻り、予定通りに神戸公演が開催される。噂によると大成功だったようだ。
 その後、有楽町公演の振替は難局を極める。年末の忙しい時期ということもあり、またどうしても開催したいという気持ちから、なかなか決まらなかったようだ。振替公演が発表されたのは、年の瀬ぎりぎりだったと思う。
 流石にこれは無理だな、と同時に予定されるライブ配信に一気に舵を切る。 
 ちなみに、私はここ数年のソロ活動の間、エレカシ、宮本氏から距離を置いていた。
 私はエレカシが好きだったし、ソロを始めるのは正直微妙だった。ソロをやる意味も分からなかった。エレカシをおざなりにされているような気もした。そんな中でも周りは私がエレカシ好きなことを知っているから情報は入ってくるし、映像もたまに見ていた。中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」をスッキリでやっているのを見る。歌詞を間違うし、正直あまり良いと思わなかった。寧ろひどいと思った。私の心はまだ冷めていた。
 そんな中、宮本氏のYouTube大作戦を見て、不覚にも「やっぱおもしれぇな」と思ってしまった(関西人の基準は面白いか面白くないかが非常に大部分を占める)そこから何となくまた気になりだし、カバーコンサート「ロマンスの夜」がもうすぐ開催だということを知る。 
 その時点では既に受付はとうの昔に終わっていたし、何だったら有楽町公演のリセールも終わっていた。ギリギリ間に合った神戸のリセール、また当日券もことごとく惨敗。半ば神戸公演行く気でいた私はその結果が信じられなかった。その時点で、有楽町に行く気は皆無だった。まだ、脳がエレカシ、宮本氏に戻りきっていなかったのかもしれない。
 頭を切り替え、ライブ配信に命をかけることに。どこで見るかをまず考え、ネットカフェで見ることを決めると、動作環境など事細かに調べる。この時の私にとっては、ライブ配信は神だった。私はライブ配信に気持ちを高めていく。

 しかしながら、やっぱり諦めきれないという気持ちがあった。どうにかして行けないか。リセールはないか。とTwitterとにらめっこ。チケット譲りますなるツイートを探す。しかし、当たり前ながら相互フォローのみ。一瞬空気読まずに声かけようか…とも思ったが、かけなくて良かった。ワンチャン、という気持ちで呟いたところ、何とダイレクトメールが。その日の夜は興奮して寝れず、にやけが止まらなかった。

 ぼーっとにやけてる訳にもいかず、行きの手配に帰りの手配を小さい脳ミソフル回転で考え、手配する。我ながらこうゆう時の自分のフッ軽さには目を見張るものがある。いつもこれぐらいのスピード感があれば…。
 結論として、行きをぷらっとこだまにし、帰りを夜行バスにすることに。しかし、帰りの夜行バスはまぁまぁしんどく、体力の限界を感じざるを得なかった訳だが。それは後程書く。

 しかし、久々に東京に行った訳だが、久々過ぎて人の多さとラビリンスにパニックになる。武蔵野線で新木場まで行き、そこからりんかい線で国際展示場駅に行くルートを使ったのだが、もう降り口どこ、でプチパニック。八重洲口、何か南口とか色々あるけどどこなん。そして、所用でSuica5枚を頼まれていたので、忘れないうちに購入。東京駅っぽい写真撮りたい!と外出るも東京駅らしいの皆無!また中に戻る。てかもうチケット受け渡しの時間やばくね?急いで中に入る。って、何か武蔵野線2手に分かれてるー。やめてー。どっちー。ワンチャン左行ってみるー?おいおいそのパターンあかんやつやろ、って囁き聞こえたけど、フル無視で取り敢えず左側行く…。はい、間違ってたー。てか長い~。分岐点まで長い~。分岐点まで戻って、右の方に行く。不安で、前に居た赤の他人に「これ新木場行きますか?」って聞いちゃったわよ。お姉さん少し考えて「多分、行くと思います」東京の人にも難問だったか。その言葉信じて進むことに。長い~。兎に角ホームまで長い~。

 取り敢えず、「新木場」の言葉を見つけ、兎に角電車に乗る。あー、この感じー。何か何回も来てるしイキってるけど、毎回この感じー。まじタイトー。人を待たせてるし焦るし、何か外は雨が降ってるし。新木場着いたら人少なっ。え?大丈夫?こっちで合ってる?不安。折り返しって何?

 そんなこんなで、国際展示場駅に着き、駅から結構歩くやん。雨降ってるやん。東京駅からあんま離れたとこでせんといて~。

 そして、無事会え、チケット受け渡しをしたのだった。

 有明ガーデンは思ってたような土産物やはなかった。

公演編に続く

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