点がいつか、星座になるように
つまるところ、好きを追及するしか道はないのである。
私は、好きな人から波及し、どんどんと色んな世界を一端をかいつまんできた。
例えば村上春樹繋がりでradioheadを聞いたり、グレートギャツビーを読んだりする。そこに繋がりを感じたり感じられなかったり。ともあれ、彼の見る世界がどんな色をしているのか、兎も角知りたいのである。
本屋ザッピングで出会った泉谷閑示の著書の中に明記された本を読んだり。
そうやって、「好き」を1つ1つ丁寧に拾い集めていくと、ある時から、点と点が繋がる瞬間がある。それは、とてつもなく私的なことなので、説明が難しいが。兎も角何かが自分の中で繋がる瞬間があるのだ。それが何かは明確には分からない。ただそれは一端に過ぎないからだ。もっともっと点を集めていくと、それは恐らく星座になる。
もっともっと上から見ると、形が分かるようになる。
多分。
私はその星座を見つけるため、世界中に散らばった私の欠片を集めるのだ。
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