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【文学フリマ東京38】短歌と日記のZINE「かられす」の紹介

短歌と日記のZINE「かられす」は、あめがイベントごとに発行する手作り本。
インターネットばかりやってきたあめの、インターネットには公開しない創作全般を載せています。
その月によって内容、書いているジャンルも違うので、ぜひ気になるところから手に取ってくださいね。
短歌と日記に加えて、エッセイ風の短い文章、写真、二次創作短歌、解題(自分の短歌の解説)、詩などいろいろです。

vol.1-3(再録ver.) ¥500

2023/06-2023/08

かられすの始まり。創刊号から3号までの内容を再録した1冊。
一次創作短歌、二次創作短歌、題詠短歌、解題、日記、エッセイ。

五月 夜 公園 飲み直す二人 春の名残が通う距離感
来ないなら来ないで別に平気だね 毎日来てたLINEの通知

2023/06

人間は星の数ほどいるけれど星は灯りであまり見えない
星に太陽が含まれないように特別な名で呼ばせてほしい

2023/07

やわらかいことばづかいが堪らない うんと大事にされてるようで
スーパーのBGMが夏だった 安い野菜を夕飯にする

2023/08

あの日はたしかにだいすきだったけど、もう別に好きじゃない人の話とか短歌が残っている。でもわたしはそういうのがいいと思ってバックナンバーも売っている。

vol.4 ¥100

2023/02

現在のデザインになったかられす。
散文のようなもの、短歌、自分のnoteの紹介。

太陽も星も僕らも終わるんだよ。永遠じゃない、それでも僕らは
「流れ星が落ちるね。寒くなったから」電波の悪い部屋にも   星
さよならは寂しさよりも温かさ 天気予報を教えてあげる

短歌がたくさん載っていて100円なのでお得。
短歌のだいすき友だち・真ん中と詠んだ相聞歌の元になった短歌などが入っている。
表紙が和紙なのでつるつるしていて気持ちいい。

vol.5 ¥300

2024/03

あめの友だちが気になる人へ。
散文のようなもの、日記、漢字学習短歌、二次創作短歌、詩。
友だちについて書いた袋とじがある。

四じになる。おんがくがなる。ゆうがたがさみしいとしる。「またね」のいみも。
「成仏はできないかもね」と言ってたし、インターネットの海のどこかに
目に届く微かな光 少し遅い 歪んでいるのはどちら側なの?

vol.6 ¥100

結ばれて両矢印に反応は進まないまま ずっとこのまま
しあわせになれないだろう でもいまがしあわせだからよかった 

歌詞と日記と少し短歌。
このイベントは欠席したため、実はまだ新刊である。
わたしが人生ではじめてギターを弾き語りしはじめた、しかも自作の歌を、ということのきっかけと、歌詞が載っている。

vol.7 ¥200

「好きな人」について。
両思い短歌ユニット「藤棚と文机」が気になる人へ。
短歌と長い文章。

全部盛り ¥1,300(文学フリマ東京38価格)

ZINEプロトタイプ
ネットプリント版「かられす」

今までのZINE「かられす」に加えて、「ZINEを作りたいけど作れない」と大騒ぎしていた頃の日記「KM ZINEプロトタイプ」、ネットプリントで2回だけ発行した「かられす(in2020)」を収録。
あめとかられすの歴史はここから。

※お手持ちの「かられす」抜きでの「全部盛り」の注文、可!
お申し付けください。

取り急ぎ、以上

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