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2023年3月9日の日記。コンシーラーを手に入れた夜

寝不足になると、目の隈が異常に目立ってしまうので気になっていた。
しかし、調べてみるとコンシーラーなる物がある事を知った。

目の隈がどれだけ目立つのかを例えるならば、プロ野球のデーゲームの際に、太陽の光で野球のボールを見失わないために、目の下に黒い線を引く野球選手がいたのだが、そんな感じになる。
少し俯くと目も当てられない、目の隈が下まぶたを侵食しているので、親友や家族から「夜、寝られないのか?」と心配をかける始末だ。
そういう時に限って体調が絶好調だったりするので、申し訳なさに拍車をかけている。
無暗に心配をかけてしまうのは忍びないので、マッサージやクリームを塗ったりと対策を講じてみたが、結果は芳しくない。
それで、コンシーラーの登場だ。
男性が、女性用化粧品を購入するにはハードルが存在する。
何度、メタルギアソリッドのスネークになりたいと思ったか。
コンシーラーのうすだいだい色の種類が多すぎて驚く、何が正解なの?疑問が湧き続ける。
普段ギャンブルはしないが、これは一か八かのギャンブルだ。
フィーリングでコンシーラーを手に入れてみた。

家に帰って、試してみたが奇跡的に自分の肌の色と馴染んでいることがわかった。
どんなに目の隈が酷くても、目立たなくすることが出来ると思うだけでも、心が楽になるものだ。

コンシーラーを購入してから、たまに週刊漫画誌の巻頭グラビアを見ると、自然な感じでコンシーラーを使用しているのか気になって目元あたりを見るようになったが使用しているかは良く分からない。

すぐにでも男性用コンシーラーを開発、販売して欲しい。
ニーズはあるはずだ、目に隈を付けることがステータスになっているとは到底思えないが、気にする男性が少ないのも事実だと思う。
私のように、女性化粧品売り場を高速で何往復もする人間を一人でも少なくするために、切に願いたい。







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