捕手マスク

僕の平成プロ野球史(捕手問題その後)

お久しぶりです。

僕的「平成プロ野球を振り返る」マガジンご愛読いただきありがとうございます。まだ読んでない方は以下のプロローグからどうぞ!

さて、最後のまとめマガジンの中で「現在の選手で、侍ジャパンの捕手を決めるならだれがいいのか?」ということを話題に上げました。

その際に質問箱というサイトを使ってアンケートを取ってみました。
最終マガジン収録時点では、10名ほどの方に回答いただきました。ありがとうございます。

その後放置していたのですが、6月に入り改めて質問箱を確認したところさらに回答が増えていまして、30名以上の方にご回答いただいておりました!
(いや~びっくり!)

これは、まとめてご報告せねば!と思いましたので、今回またキーボードを叩かせていただきました。

ということで、カウントダウン方式でご紹介していきましょう!
質問は「今のプロ野球で日本代表キャッチャーを3人選ぶなら?」でした。
記名につき1票。3名書いていない方もいらっしゃいましたのでご容赦ください。

第11位!
11位は1票で6人が並びました!おひとりずつご紹介します。

加藤拓馬選手 中日在籍(2014年5位)
ファンの間では加藤バズーカと呼ばれる強肩が持ち味の若武者。
昨年までの1軍出場は5試合ながら、今シーズンはすでに50試合に出場しています。打撃が向上すれば代表入りも!

嶋基宏選手 楽天在籍(2006年大学・社会人3位)
楽天の正捕手として2013年の日本一に貢献。2015年のプレミア12では日本代表に選出されています。今シーズンはケガによる離脱もあり42試合の出場にとどまっています。まだまだやれるぞ嶋さん!

阿部慎之助選手 巨人在籍(2000年1位(逆指名))
巨人の大ベテラン。40歳になりました。アマチュア時代のシドニー五輪代表に加え、北京五輪代表、2009年と2013年WBCでも代表入り、経験はNo1。捕手起用での復活を目指すも若手&移籍組におされる格好に。
通算400号を達成&入団以来18年連続2桁本塁打、キャリアハイの44本塁打は強打の捕手の代名詞。代表入りは厳しいかもしれないが、アドバイスを若手に送ってほしい存在であることは間違いない。

田村龍弘選手 ロッテ在籍(2012年3位)
ここ数年ロッテの正捕手として活躍している田村捕手。今シーズンはケガもあり離脱もあった。2017年アジアプロ野球チャンピオンシップの代表にも選ばれている。打撃面の向上が待たれる存在。

中村悠平選手 ヤクルト在籍(2008年3位)
カラムーチョが好きなためついたあだ名は「ムーチョ」。ヤクルトの正捕手として活躍。2010年IBAFインターコンチネンタルカップ代表、2015年プレミア12代表として代表の経験あり。守備率の高さ、捕逸の少なさには定評がある。30歳を迎える東京オリンピックでは中心選手として代表入りなるか??

若月健矢選手 オリックス在籍(2013年1位))
オリックスの正捕手として活躍する23歳。鈴木バッテリーコーチからは「バッターの反応もよく見れるし、もともとバッターを抑える感覚を持っている」と高い素質を評価されている。2017年アジアプロ野球チャンピオンシップの代表経験もあり、リード面を武器に代表入りを狙いたいところ。

第5位!
會澤翼選手 7票獲得!広島在籍(2006年高校生3位))
広島黄金期を支える正捕手。打率も近年は2017年.275、2018年.305を記録するなど打撃面も成長。代表歴は2010年IBAFインターコンチネンタルカップ代表のみと少ないもののカープ3連覇への貢献は、勝ちに行く野球を知る選手として代表入りが期待される。

第4位!
小林誠司選手 12票獲得!巨人在籍(2013年1位))
巨人のメイン捕手として活躍、今シーズンはFA移籍の炭谷選手、若手の大城捕手に出場機会を奪われがち。シーズンでの打率は2割前半と物足りなさも感じるが、2017年のWBCでは打棒が爆発。.450を記録。そのほかオールスターゲームでの本塁打など印象的な場面での活躍もある。代表戦を勝つには、小林選手のような大舞台に強い男も視野に入れるべきであろう。東京五輪で「世界のコバヤシ」を見せつけることはできるのか注目したい。

第3位!
梅野隆太郎選手 13票獲得!阪神在籍(2013年4位))
阪神の正捕手として活躍目覚ましい梅ちゃん。出場試合数も年々増え昨年は132試合に出場し、GG賞も受賞。打率も年々上昇し、今シーズンはここまで.286を記録。勝負強い打撃も目立つ。国際大会での代表歴はないものの堂々の3番手に選出。必死のパッチで代表入りを目指してもらいたい。

第2位!
森友哉選手 23票獲得!西武在籍(2013年1位))
西武の正捕手に見事定着。入団当初はDHや外野手としての出場が多かったものの炭谷選手からのアドバイス(運転免許の勉強も手伝ってもらったとか。)などで捕手技術も向上。2018年捕手部門でベストナインを受賞。打撃は入団当初から申し分なく、今シーズンは首位打者をひた走る。強打の捕手として堂々の代表入りが待たれる。

そして!第1位!
甲斐拓也選手 28票獲得!ソフトバンク在籍(2010年育成6位))
甲斐キャノンでおなじみの甲斐捕手も入団時は育成というのだから驚きだ。2017年より頭角を現し、2018年は盗塁阻止率.447でGG賞を受賞。打撃面は疑問符が付くが、それを補うだけの肩がある。2017年アジアプロ野球チャンピオンシップの代表経験のみだが、常勝ソフトバンクの正捕手という経験は期待が大きい。



以上の結果となりました。
皆さんいかがだったでしょうか?
森、甲斐の両捕手はなんとなくそうかなぁと思っていましたが、3位が接戦。11位タイの捕手の中にも今シーズンの活躍次第では評価をあげる捕手がいそうです。

ご回答いただいたみなさんありがとうございました!
交流戦も残り少し!楽しいプロ野球ライフを!

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