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SPC的9の音粋 昭和ポップスをJ-PopにしてみたVol.6

2023年初!みなさまいかがお過ごしでしょうか?

「昭和ポップス倶楽部的9の音粋(SPC俱楽部的9の音粋)~アフター~」ということで第6弾です!

昭和ポップス俱楽部については以下より

前回に引き続き「昭和ポップスをJ-POPにしてみた」ということで、お送りしてみました。以下は前回の編集後記。

今回は、アーティストやアレンジャーではなくジャンルにスポットを当ててみました!
題して「ラップ三昧!」です!
日本語ロックとならんで日本語ラップも大きな課題でした。
今回のスライドはこんな感じ。

スタートはこの曲から!

ブロンディの80年のアルバムナンバー「Rapture」から。
こちらの曲をもとに作ったのが・・・・

YMOともかかわりの深いスネークマンショーの名ナンバーはブロンディのサンプリングからでした。
ここから小林克也さんの「ザ・ナンバーワンバンド」から「うわさのカム・トゥ・ハワイ」をお届け。

実際に後年のラッパーたちも小林克也さんの影響は大きかったと述べています。
そんな小林克也さんも日本語をラップにするにはどうするか考えて作っていました。それまでの日本語ラップはこんな感じで変な日本語になっちゃうという問題点がありました。

昭和のコメディアン「トニー谷」さんです。
私は結構好きです(笑) ちなみに大瀧詠一さんがトニー谷さんのトリビュートをトニー谷さんの死後87年にプロデュースしてるんです。
NHK-FMで大瀧詠一・トニー谷を語る!

そこから84年~85年ごろの日本語ラップとして、山田邦子・佐野元春・吉幾三をご紹介
そして、85年ごろ日本語ラップは大きなうねりを迎えます。
まずはこの方の登場!

タモリ倶楽部でもおなじみの近田春夫さんです!
President BPMとしてレコードレーベルBPMを立ち上げ精力的に活動。BPMレーベルからはタイニーパンクスや宮崎美子がリリース!!

タイニーパンクスは日本語ラップに大きな影響を与えたこの方ともつながっていました!

いとうせいこうさん!アルバム「業界くん物語」の中の「業界こんなもんなもんだラップ」は日本語をどうラップにのせるかの解を示しました!
どういうことかは、いとうせいこうさんがこのように語っています!

86年から平成初期に至る中で、この曲が世界中で大ヒット!

MCハマー!あがる~~~~~!!
90年にはタイニーパンクスの高木完さんプロデュースでこのグループがデビュー!日本語ラップは市民権を獲得!

スチャダラパーがデビューします。
スチャダラパーとラップといえば・・・・ということで、こちらの曲をお届け!

今夜はブギーバック! でもそう簡単にオリジナルは流さないのが、レイニー雨玉。ハルカリとTokyo No1 Soul setのカバーでした。Tokyo No1 Soul setもスチャダラパーと同じ90年にデビュー組です。
そしてハルカリをプロデュースしたのはこのヒップホップグループのメンバーでした!

RIP SLYME!ここでケツメイシ・KICK THE CAN CREWなど00年代のヒップホップをお届け。
昭和ポップスに戻すためにこんな曲なんかも入れてみました。

少し時計の針を戻して95年CDバブルとともにこの曲がパロディ含めて大ヒット!

DA.YO.NE.!ローカルバージョンも多数リリースされたことでおなじみですね!
ここからはメディア×ラップということで、ラジオからの2曲!

ニッポン放送から伊集院光のOh!デカナイトより荒川ラップブラザーズの「アナーキー・イン・AK」!そして文化放送からはこちら!

今も文化放送のアナウンサーの斉藤一美さんの楽曲!当時は夜ワイド「斉藤一美のとんかつワイド」のパーソナリティでした。
※雨玉がラジオにはまったのは斉藤一美さんのおかげです。
サイコガルバノメーターという、元Cocoの宮前さんと羽田さんとのユニットでした!
そんなとんかつワイドが始まった93年にヒットしたのがこの曲!

m.c.A・Tの「Bomb A Head!」
そしてそしてm.c.A・Tさんがプロデュースしたのがこちらのグループでした!

U.S.A.でもおなじみのDA PUMP!
といった感じでなんだか昭和ポップスだったのか忘れるくらいの構成でしたが、しっかりと昭和年間に日本語ラップが根付き、その当時の方々が今につなぐグループにかかわっていると思うと感慨深いですね。

プレゼンの最後は、ちゃんとこの曲をかけました!




放送後記用のおまけ・・・・・。
フリースタイルラップというのがありますね。
2017年ごろからフリースタイルラップで活動しているクボタカイさんという方がいます。

2019年より楽曲もリリースしており、YOUTUBEでも人気らしいのですが恥ずかしながら私最近知りまして。。。。
2022年のこのナンバーは、上質でした。


平成プロ野球を個人的に振り返るマガジン完結(2019年5月現在)