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好きがわかんなくなった話

どうも、あめりぃです。
今日はタイトルの通りのお話。

前にもこういう記事書いたんですけどnoteに慣れてなかったのもあってハチャメチャな文章になっちゃったので、今日は改めて書いていきます。

皆さんは人生で熱中できるものに出会ったことはありますか?
また、これまでその熱中したものを嫌いになったことはありますか?

今日は僕が音楽を好きだから嫌いになった話をしたいと思います。



まずは音楽との馴れ初めから。

僕は中学の頃野球部でしたが、勉強(赤点不可避)もスポーツ(ボール怖い)も出来ず落ちこぼれでした。周りからは馬鹿にされ、それでも必死にしがみついていました。

挙句の果てにクラスの友達も本当に少なくて…みんな透かした態度に見えたので、ほぼ全員が嫌いだった記憶があります。

そんな中、自分の唯一の味方となったのが音楽でした。当時はニコニコ動画の全盛期。

僕は小学時代、オタク文化を嫌っていました。しかし、中学時代に僕を励ましてくれたのは皮肉にもボーカロイドやアニソンだったんですね。

人のボーカルとは違う音楽性、今より世間での立場が低かったオタクの音楽。当時の時代背景もあったのか、今より卑屈だったボーカロイドの音楽は僕を鼓舞してくれました。

そして気が付けばギターを始めて…いつしか自分でメロディーを作る楽しさなんかも見つけたりして…。

いつの間にか音楽にのめり込んでいて、僕は音を聴く側から届ける側になりました。

しかし、作曲というのは難しい。(そりゃそうだ)

作曲をやり始めた時の僕はなんの知識もなかったから。本当にただ好きで始めた為、すぐに目の前に壁が立ち塞がりました。

そしてこのままではまずいと思った僕は様々な音楽を聴き始めます。

元々アニソン、ボカロは世代のものしか聴かなかったし、J POPや洋楽も生まれる以前のものにしか興味がなかった。故に自分の音楽の狭さを知ったのです。

事実、現時点で僕が好きなギタリストベスト3のうち、2人は亡くなりましたし…。そういうことです。

それからというもの、僕は聴き慣れていない新しい音楽を聴くようになりました。

例を出せば無限に出ますが…RADWIMPS、KANA-BOON、ヨルシカ、YOASOBI、髭男、King Gnuなど…トレンド入りしたJ POPやネット音楽はなるべく聴くようにしていまし、知らないジャンルのものにまで手を伸ばしました

元々私生活の忙しさも相まってオリジナル曲の投稿ペースが思うようにいかなかった僕は、曲の質だけでも上げられるようにしたかったのです。


結果、恐らく曲のクオリティは多少なりとも上がったでしょう。普段使わないようなギターフレーズも取り入れたり、ギター以外の楽器のレパートリーも増えたりで作戦は成功したと思います。

でも最近音楽を聴く度、感じることがあるんです。

それはどうも音楽を聴いても楽しくなくなっている事でした。

作曲をして間もない頃の僕は好きな音楽を聴いて純粋に感動していましたし、聴けば聴くほどその深みにハマる感覚が確かにあったのに。

「このドラムパターン参考になる」とか「ギターの左右の振り方はこうなんだ」とか音楽の分析をして、それを自分の曲にどう取り入れるか。そういうことばかり考えてしまっていたんです。

当然それに気付いた僕は音楽を聴けなくなって作れなくなってしまいました。

やはり流行りに乗る人間になるのには向いていないようでした。今、そういったちゃんと好きでない音楽とどう向き合えばいいのかわかんなくなってしまいましたし。(好きなアーティストじゃなくても好きな曲はいっぱいあるけどね)

だから最近、車の中や暇な時間があっても音楽を聴かなくなってしまった自分がいるんですよね。
Twitterもそういう意味で少し休んでます。TLを見れば新しい音楽に触れてしまうから。

今後はまた好きだった音楽を聴こうと思ってます。
そう思わせてくれたのはEaglesの『Hotel California』。やはり自分にはこれぐらい渋いロックの方が合ってるらしいです。

ホテルカリフォルニア

何かしら熱中したらこういう経験って一度はありますよね。
好きなものを嫌いになるというのは辛いですが、ここが正念場だって自分に言い聞かせて今も尚頑張ってます。

また音楽を好きになれるように暫くはこもってみるつもりです。
今は音楽にちゃんと触れられていないけど来年の1月か2月にはまた曲を出せているといいな。そう願ってる自分がいるだけ幸せですね。

画像の猫のように気ままに生きるあめりぃでした。

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