息子がハンバーグは嫌だ、と言いました。 今日の言葉#3

息子は来月で5歳。
世の中には育てやすい子、育てにくい子、
色々いると思うけれど、
時々、息子のこだわりが強かったり、
些細なことで自分が気に入らないと怒り始めたりするのに
疲れてしまうことがある。

昨日もそうだった。
本当に些細なこと。
息子が呼ぶ時に私はウォークインクローゼットにいて、
「ママー」と呼ぶので、
いつもはすぐに出ていくんだけど、
ちょっといたずら心で隠れてみた。
しばらくしてから出て行って、
「ママいないと思った?」
と聞いたら、不安だったのか、顔をしかめながら
キーキー言い始め、怒り始めてしまった。

夕食に「ハンバーグでいい?」と聞いて、
頭痛を感じながら煮込みハンバーグを作って出したら、
「ハンバーガーかと思った!
(ハンバーグじゃなくて)ハンバーガーがいい!」
と言い出すので、
なぜか今日は私のコンディションが悪すぎて、
滅入ってしまった。

今日プレイデートしたご家族が皆、
割と穏やかに子育てができてるように見えて、
自然と「羨ましいです」と言ってしまった。

息子は1歳半ぐらいから癇癪があったり、
急に怒ったり叫んだりすることがあり、
何度も泣きたくなることがあった。
(実際に泣いてしまったことも)

まだまだ未発達な子どもの脳や体。
自分ではコントロールできない、怒りという感情に
息子も戸惑ってると感じる時がある。
私ができることは、私自身が感情的にならずに、
「大丈夫だよ」と安心させてあげること。
癇癪が出始めたら、まずは落ちくのを待って、
(こちらも心を鎮めて)
息子の感情の原因を理解して、
「〇〇だったんだね」と声をかけてあげたらいい
のかなと思う。

最近は洗濯物を一緒に畳んだり、
自分のお風呂にしているバケツを拭いたり、
お手伝いをしてくれるようになった。
誰かに手紙を書くのも好き。
「ありがとう」「だいすきだよ」「おつかれさま」
と優しい言葉を綴る。
ひょうきんに歌ったり踊ったり、人を笑わせようとする。
運動系の体を動かすのが得意だし、
工作やアートなど物作りも好き。

手を煩わすようなことばかりじゃなくて、
こんなにも私の人生に喜びや楽しみを与えてくれている。

本当は息子と一緒に楽しめるアクティビティを
もっとしたい。
私はつい、計画通りに進めたいとか、
ちゃんと準備したいとか、考えて、
行動に移すまでに時間がかかってしまう。
でも、引き出しを開ければ、そこに既に
色々なアイデアやヒントがあって、
一緒に引き出しを開けて、何か引っ張り出して、
一緒に遊べばいい。
一緒にお菓子を作ってもいいし、
パンを作ってもいいし、
夕食も一緒に作ればいい。
家事とアクティビティーを分ける必要は無い。

私自身の「こうしなくちゃ」「ちゃんとしなくちゃ」
が、いつも私自身を縛っている。
もう少し、「適当でいいのよ」「楽しければいい」「幸せならそれでいい」
それでいい、じゃなくて、それが一番って思えたら。

息子とのコミュニケーションを通して、
自分の思い込みや「こうしなきゃダメ」の殻を少しずつ崩していって、
一緒に育っていきたい。

他人の持っているものに興味を示さないで、己が持っているものにもっと興味を示し、価値があることに気がつくといい。

ゲッターズ飯田

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