サリー-アン課題をchatgptに解かせてみた
私は、先日『コグニティブインタラクション-次世代AIに向けた方法論とデザイン-』(コグニティブインタラクション 次世代AIに向けた方法論とデザイン | Ohmsha)という本を拝読しました。
その中で登場したのが「サリー-アン課題」。
存在は知っていたけど、名前がついているとは知りませんでした…。
私の中では、発達障害の確認のために使われている問題内容だという認識でした。
簡単に内容を説明すると、サリーとアンという二人の女の子がいて、そこにはバスケットと箱(どちらも中身は見えない)があります。その後、サリーがパンをバスケットに入れ布をかぶせて、その場を離れます。その間にアンが、バスケットのパンを箱に移し替えます。サリーが帰ってきたとき、最初にバスケットと箱どちらからパンを探すかという問題です。
大半の方は、バスケットと答えます。なぜなら、サリーの立場になって考えたときに、箱に隠されたことなんて知らず、最後にパンを入れたのがバスケットだからです。
この問題をAIに解かせてみました。
正直ここまでわかるのかと驚きでした。
chatgpt3.5の精度は高いですね。
ほかにも別の問題の出し方をしてみました。
こちらは間違った回答をしていますね。
問題文に布をかぶせたという記述がなかったからでしょうか。
chatgptは便利になりましたが、あくまでも私たちがAI側へ配慮をした問題の出し方や言葉の使い方をするべきなんでしょうね…。
ここまで読んでくださった方々ありがとうございました!!
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