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天之妙見宮

ある方(70代)からのお話。

「最近、世の中が年寄に優しくない」

とおっしゃいます。

「年寄りは今の時代の変わりかたについていけない。

パソコンなんて全然わからない。

予約の電話もとても待たされたり、

音声ガイダンスも、どきどきするのよ、

一方的に話すでしょ?あれ。

嫌いだわ。

しばらくぶりに外出すると、

切符の買い方も機械が変わったりして

戸惑ってしまう事がある。」

確かに。

時代の進み方が早いですよね。

「子どもや孫がいる人は頼んでスマホを教えてもったり

しているらしいけど、私は一人暮らし。

聞ける人がいないのよ。

だから、電話屋さんが、『スマホに変えませんか?』

なんて言ってくるけど、無理なのよ。

『今、お持ちの電話はサービスが終わります』

って、年寄いじめだという事が

わからないのかしら?

若い人は年寄りのわからない、がわからない。

神社に来るとほっとする。

鳥居があって、手を洗って

参拝する。

昔は神社が社交場だった。

『あれから、おばあちゃん、どう?』なんて

近所がみんな顔見知り。

町がどんなに変わっても

神社やお寺は変わってほしくない」

とご神木を眺めながら、話された表情が

印象的でした。




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