ChatGPTに飼い慣らされるな

神田昌典さんのFacebook投稿より↓

問いかけると、ちょっとだけズラして、欲しい話を答えてくるのが、ChatGPT。言葉が輪廻しているだけで、認識進化が止まってしまう。だから私、小学校低学年におけるChatGPT導入については慎重派。人間ならではの根本的能力は、問いを立てても答えてくれない自然の中で育まれていくものなので、答えだけを瞬時に与えられる世界とは、そもそも歯で咀嚼する必要のない食物を食べ、生存するだけの世界。「なぜ空は青いの?」と聞かれたら、正解を答えず、一緒に考えるのが正解じゃないのかな?

https://www.facebook.com/KandaandFriends/posts/759523688867942


これはまさにそうだな。

実は僕自身、文章を書くの苦手なのかもしれない…と思うことがある。

文章だけではなく、絵を描く時など、
何かしらの作品を作る時にも同じような心境になる。

自分の思っていることが、思うように形にできない時に、
自分の無力さ、無能さを突きつけられるからだ。

しかし、成長とは、「何かに挑戦すること」の積み重ねで、
挫折や失敗を繰り返しながらでないと成し得ないし、
そのような経験を通して、表現の幅を広げたり、
思考力を深めたりすることができるのだ。

同様に、物事の本質や真実を突き詰めたいと思うのならば、
自ら探して、調べて、考える…
この繰り返しは必須であって、
誰かの意見や、SNSで流れてきた情報を
そのまま鵜呑みにしてしまうのは危険である。

最初から「完璧な答え」なるものが用意されていたら尚更、
「挑戦すること」の機会を奪ってしまうことになるだろう。

AIは羊の皮を被った狼。

用意された答えには必ず意図がある。

ネタ程度に楽しむならまだしも
このようなものに頼りきってしまった暁には…

自ら真実を探そうともせず
自ら考えようともせず
与えられた答えを疑問に思うこともなく
最初から完璧を求め失敗を恐れ
挑戦すらもしようとしない

誰かにとって都合の良い人間の出来上がりだ。


こちらも参考までに↓

「ChatGPTの背後に中国の影」
https://www.youtube.com/live/zI66qLkM63o?feature=share

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