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雨の記憶ー巡るー

春はどこか重たい。そんなことを思いながら、
花粉も飛んでくるので梅雨が待ち遠しいですね。
わたしだけなのかもしれませんが、
巡る季節の中で生きるのはしんどいなぁと
思うことがあります。
春の季節はとくにそれを感じてしまう。
モノクロな街が色付いていくこの季節、
多くの写真が春が来るのを知らせてくれて
かわいい花たちだなぁ、と
ゆっくり眺めようとしたら
すぐに去ってまた新しい花たちがやってくる。

春の風

季節商品、というのもそうで
イースターからホワイトデーまで
気がついたら一年が過ぎている。
世界のスピードがあまりにも早くて
置いてけぼりのような感覚になって
がんばって追いつこうとしても
心がそこまでたどり着けなくて。

流れる時間

わたしもみんなと同じように
色々なお花を見たいけれど
次々やってくる春に
だんだんと息苦しさを感じてしまって。
そんな時は旅先での風景や
散歩中に見る夕空に癒されながら
ざわざわする心を落ち着かせたりしています。
わたしのメディア欄は四季を
ちょこちょこと混ぜたり
空、みどり、海、とあまり一貫性が
なかったりするのですが
わたしにとってはその方が
ほっとするのでまぁいいか、と思ったり。

緑の匂い

それぞれの季節にあるからこそ
美しいのだけれど
たまにすべてが重なる世界が
あったらいいのにな、と
想像をふくらませることもあります。

紫陽花と秋桜が同じ時期に咲いたりして
流れる小川の向こうには
金木犀の香りがいっぱいで
太陽がでているときは夏の匂いがして
夜になると澄んだ空気の中で星が輝いて
薪ストーブの横で座りながら
いちご大福と緑茶でほっとして
自分の好きな音楽を流しながら
ただただ星を眺めるそんな冬。

朝の湖

いちご大福とお茶ってどうして
あんなにも心をほっとさせるのでしょうね。
軽いから2個とか余裕で食べちゃうし。
チーズケーキと珈琲、アップルパイと紅茶、
おせんべいと玄米茶もいいな。
生クリームや砂糖たっぷりはあんまりだけど
ほっとする甘さと温かさが好き。
おせんべいと芋けんぴがあれば幸せ。

東京へ遊びにいったとき、
どうしてもいちご大福が食べたくて
午前中には売り切れる、予約必須!と
噂の和菓子屋さんへ行って食べたのですが、
幸せの味がしました。
※正直、味は忘れました。でも美味しくて
ふふってなりながら食べた記憶はあるので
それはつまり幸せの味ですね(適当か)

紫陽花の温度

地元の和菓子屋さんの味が大好きなので
いちご大福納めをしにいかねばなりません。
そろそろ季節がぶどうに変わってしまうので。
大福をほおばりながら
この春を乗り切っていこう。
たまにはおせんべいを挟みながら。
忘れていたけれど、
この夏に大学卒業(予定)なのです。
ああ、そうだった。
課題やら何やらをやらなければ。
穏やかな気持ちで秋を迎えられますように。
大好きな秋、、たのしみです。

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