今更ながら、アルトリウスについて語りたいと思った。(ダークソウル)

すごく今更ですけどね。私自身、もう何年も前にプレイしたきりなので記憶も朧気ですが。

アルトリウスはダークソウルに登場したキャラクターの1人で、グウィン王陣営の重役である「四騎士」のうちの1人ですね。要するにめっちゃ強い英雄です。恐らくモデルとなったのはアーサー王でしょうか。

実際に登場したのはDLCからですが、本編の方でもアイテムテキストなどで割と語られていたりします。

細かいところは割愛しますが、動物に好かれやすく、大楯と大剣を駆使して戦っていたようです。

ダークソウル風に言うなら「ガン盾ぶんぶんスタイル」という感じですね。結構堅実かつ強いスタイルです。DLCだとアルトリウスと戦えますが、アルトリウスの攻撃はパリィできないので、全盛期のアルトリウス相手だとかなり凶悪だったんでしょうね。

まあ全盛期のアルトリウスと会えたとしても、アルトリウス側にはこちらと戦う暇なんて無いはずですが。マヌスを倒さないといけないですからね。

さて、そんなにも強いアルトリウスですが、「深淵の主マヌス」には呆気なく敗北してしまいました。プレイヤーも普通にやってたら初見クリアは無理なので、これに関しては仕方ないのですが、残念ながらアルトリウスは不死ではないのが致命的でしたね。

アルトリウスの方も深淵対策に「アルトリウスの契約」という名前の指輪やら「銀のペンダント」を用意してはいたし、道中に置かれている七色石を見る限りはマヌス以外であればちゃんと対応出来てたというのは伺えるんですけどね。

いかんせん、マヌスはガン盾とは相性が悪過ぎる相手だったんでしょうね。マヌスと戦った後のアルトリウスは右腕が折れてしまっており、盾の方もボロボロになってしまっています。因みに盾は親友であるシフを守るために手放されました。

ダークソウルのDLCが出た後は「実はアルトリウスの利き腕は右だった。」という考察が主流だったと思うのですが、個人的には普通に右腕に盾を持っていたんじゃないかと思っています。

これは何故かというとダークソウル2が出た時に「栄華の大剣」という名前でアルトリウスの大剣が登場し、「左利きの剣士達が使った」とテキストに書かれているのと、そもそも右腕に執拗に攻撃を食らったからこそ右腕だけ骨折してるのだろうと思うからですね。

マヌスの闇属性の魔術をしこたま右腕の盾で食らったんでしょうね。闇属性の魔術は「とても重い」という性質があるので、盾の天敵と言える魔術です。因みに普通の魔術相手であればアルトリウスの大楯なら少しだけダメージを受けますが、ほぼ封殺できます。

まあ何はともあれ、結局はアルトリウスは深淵に侵され、暴走してしまったと。

正気を失う前に「銀のペンダント」を(恐らく光を操ることができるウーラシールの民のために)隠したり、シフを助ける為に盾を置いてきたり、頑張ったんだろうなというのは伺えるのが何より悲しいですね。

ていうかアルトリウス以外にマヌスを倒せそうなのがいないから、下手したらあの時代で火の時代が終わってた可能性がかなり高いという。火を継がなくてもギリギリですね。

後世ではマヌスはアルトリウスが倒したということになりましたが、それでもオーンスタイン以外の四騎士は死んだと考えるとヤバイですね。ゴーの死体は確認できませんが、幽閉された以上はロクな最期になってなさそうです。

闇のソウルには同じく闇のソウル(不死人)をぶつけるしか明確な対策って無いのかもしれません。

考察していくと、グウィン王が闇のソウルを恐れた理由が明瞭になってきてダークソウルってよく出来てるなと思います。深淵って恐ろしい。

では、今日はこの辺で終わります。ではではー。

追記

そういえば火継ぎの儀式って、「必然的に強い闇のソウルの持ち主を処分できる。」のと「火の時代を維持できる。」っていう一石二鳥な儀式だったんですね。

グウィンとフラムト、悪辣だけど頭良いですね。

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