【後編】ボイスコミュニケーション概論
本概論では15歳から17年間チーム制の対人ゲームをプレイしてきた「amenbo」が経験に基づいて”よりよりボイスコミュニケーション”を実践する方法をまとめていく。後編(実践編)である。
こちらが前編 https://note.com/amenboy/n/naffe776c63d9
前編で説明した項目から実践的な内容を三つ紹介する。
①返事は大事
チームベースのFPSゲームにおいて、コミュニケーションはプレイヤー同士の協力を促進し、勝利に繋げる鍵となる。コミュニケーションの初歩として、まず周囲のプレイヤーの発言をよく聞き、ゲーム内の情報や状況を正確に理解することが重要となる。その為にまずやることは、返事をすることだ。「自分は理解しました」と相手に伝えることで円滑なコミュニケーションがスタートする。相づちってそのために存在しているらしい。知らんけど
②交通量を守ることが大事
よくあるこの世の終わりのようなVCを紹介する。試合に熱くなるあまり大きな声で連呼してしまうケースだ。場合によって声の抑揚は重要となるケースは存在しているため、大~小についてはともかくとして、連呼する必要は一切ない。
すると、相手に伝わってない!聞いていない!だから連呼するのだ!と仰るプレイヤーいる。もし伝わってなかったとすれば受け側に何か問題があるのかもしれない。確かに連呼したら伝わる、かもしれない。しかしそれと引き換えに周囲の全員は足音や敵の情報を聞くことが出来なくなってしまう。
そもそもDiscord等のVCツールには遅延が発生しているため、あなたが喋ってから伝わるまでラグが存在していることも考慮にいれる必要がある。
③重要度の高い(勝利に直結する)コミュニケーションが大事
さて重要度が高いコミュニケーションとはなんだろうか。
以下の三つから考えてみて欲しい
■スカイの鳥きた
これはただの情報である。誰でも言える。確かに後々スカイの鳥の数や、鳴いたか鳴いてないかなどで情報を取られたとか取られてないとか。そんな感じのことにつながってくるかもしれないが、この時点では単なる情報の一つを共有するVCでしかない。
■フラッシュ頂戴ピークする
これは味方に連携を求めてアクションを起こす為のコミュニケーションだ。エリアを取りに行く、勝負をしにいくことを表明している。先ほどの鳥情報よりは具体的な行動を示していて、より重要なコミュニケーションと言える。
■KJウルトでリテイクしよ
これはチーム全体に連携を求めるコミュニケーションである。リテイクシーンになるまで死ぬなという意味と、KJのウルトに合わせてリテイク進行によりラウンドを取得しようというゴール地点を共有している。最も影響の強い、全員に関わるコミュニケーションだ。
重要なコミュニケーションとはゴール地点(ラウンド取得等)が見えるコミュニケーションに他ならない。知らんけど。
終わりに
実は前編が公開されたのは2021年8月10日 01:07と2年越しに後編が書かれたことになる。二年越しに完成させるようなすごい大作でもなんでもないけれど、自分の過去を振り返るちょうどいいタイミングになったかもしれない。
前編をリアルタイムで読んでくださっていた皆さんには心から感謝を伝えたい。もちろん後編で知ってくれたあなたとは末永くよろしくお願いしたい。
僕のやる気とか熱意はすごく瞬発的な爆発みたいなものがランダムに発生するような感じで、三日坊主マンであることは言うまでもない。なんとかこれを改善して毎日0.1%成長できる男になりたい。知らんけど。
僕が数年間コーチを続けてきて得た知識や情報などは積極的に放出してからこの世を去りたいので、質問や書いて欲しいことがあったら何でも言ってください。書くとは限らないが…
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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