選択的夫婦別姓がおかしい理由

選択的夫婦別姓とは結婚したら姓を同姓か別姓かを選べるようにできる制度です。
選択肢が増えることは良いことですよね。
ですが選択的夫婦別姓は間違っています。
なぜ間違っていると言えるのか。
間違っていることを選ぶことができるようになる
これって間違いではないでしょうか?

姓は家の名前

姓は家の名前そもそも姓とは何なのでしょうか?
姓とは家の名前です。
家の一員であるならば同じ姓を名乗る。
それが姓というものです。
では家族であるにもかかわらず別の姓を名乗ることは姓として適切でしょうか?
不適切ですよね。
なんて言うと
中韓は夫婦別姓だぞ!中韓を不適切だと言うのか!
という反論が飛んできそうですが、中韓を間違っているとは言いませんよ。
中韓にとっての姓は血筋を示すものです。
ですので中韓にとっては夫婦別姓こそ正しいのです。
ただ日本にとっての姓は家を示すものですから日本で夫婦別姓というのは間違っているというだけの話です。

墓はどうするの?

選択的夫婦別姓を望む人々に対して疑問に思うのですが、亡くなった後の墓は実家の墓と義実家の墓どっちに入るのでしょう?
仮に義実家の墓に入りたいとしましょう。
それっておかしいですよね?
どの墓も○○家の墓となっています。
その墓の中に○○家以外の△△家の者が入るのってアリなんですか?
筋としてはナシではありませんか?
一緒の墓に入りたいのであれば同じ姓を名乗るべきですよね?
どのお寺でも対応しているのか知りませんが、事実婚夫婦でも同じ墓に入れるようにしているお寺もあるようです。
しかし筋が通っていませんよね。
筋は通さなくてもいいと世が認めるならばその時々で筋が通らないことを認める理不尽も許されるべき世であると認めなければ整合性が取れません。
それっていいんですか?

日本は元々夫婦別姓の国だったのか?

選択的夫婦別姓賛成派は日本は元々夫婦別姓だったと言っています。
その証拠として”源頼朝と北条政子は夫婦別姓じゃないか!”と言っているわけですが、これって詳しくない人を欺くために言っているとしか思えないのですよね。
なぜそんなことが言えるのか。
選択的夫婦別姓を実現するために賛成派は反対派と論戦して自分達の正当性を示さなければいけないわけです。
そのために賛成派は自分達の正当性を示すために”日本は昔から夫婦別姓だった”と主張しているわけですが、それを信じてもらうには証拠が必要です。
その証拠として源頼朝と北条政子を出しています。
なるほど、たしかに日本は昔から夫婦別姓だったのかもしれないね。
と誰もが考えると思います。
しかし歴史を学んでいるならば源頼朝と北条政子は夫婦別姓だったなんて言いません。
正確に言うならば、源頼朝と北条政子は夫婦別姓ではなく夫”氏”婦”名”というのが正しい認識です。
氏とは共通の祖先を持つ人々の集団名です。
名字とはある土地を支配している組織名です。
源頼朝の「源」は氏です。
北条政子の「北条」は名字です。
詳しくない人からすれば「源」も「北条」も姓と認識してしまいますが、知っている人からすれば「源」は氏で「北条」は名字であると分かっています。
つまり源頼朝と北条政子は夫婦別”姓”だったわけではなく夫”氏”婦”名”なんです。
ですので源頼朝と北条政子は別姓だったというのはおかしい話なんです。
おそらく賛成派は源頼朝と北条政子は夫”氏”婦”名”を知っていると思います。
しかし正確に言ってしまうと賛成派の正当性は失われてしまう。
だから言わないようにしているのではないでしょうか。
これって欺いているってことですよね?
選択的夫婦別姓賛成派は人を欺く嫌いがあるので騙されないためにも連中には十分に気をつけた方がいいでしょうね。

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