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【招待券】ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2を観てきた!【企画紹介編】

ごきげんよう。雨宮はなです。
先日、参加しているトーキョー女子映画部さんのプレゼント企画に応募し当選しまして、そこでいただいた招待券を使って早速楽しませていただきました!「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2」!

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ありがとうございます!

ジャン=ポール・ベルモンドとの出会い

今回でこの企画は「2」回目なんです。「1」があったんです。でも、「1」の時はあまりお金に余裕が無くて(舞台のチケットで出費が多かった)、見送ったという苦い思い出のある企画です。JPB傑作選。

何の作品を観ようとしたタイミングだったかは忘れてしまいましたが、映画館で予告編にムラムラしていると、聞き覚えのあるタイプライター音とともにこんな文句が流れてきました。

すべての”カッコいい”の原点。
伝説のスター、再発見。
ルパン三世、コブラのモデルにして、
ジャッキー映画のルーツ。

これが私とジャン=ポール・ベルモンドとの出会いでした。
作品を観ていないのに出会ったと言ってよいものか、でも、初めて目にしたのが出会いなら正しい。ベルモンド作品との出会い、とは言ってないのだし。

それより、ルパン三世とコブラのモデルですって?
つまりは「いい男」ってことじゃないですか。

第二弾開催を知る

やっぱりどこかの映画館で何かの作品を観ようと座席でスタンバイしていると、予告編に見覚えのあるお姿が。

第二弾が決定、それも、総選挙した結果から選ばれた5作品完全新訳による日本語字幕HDリマスター高画質上映
企画の続編だけでもじゅうぶん嬉しいところに、どうだ!これでもか!!と言わんばかりの、嬉しい追撃がラッシュです。

なんでも、第一弾は”予想を超えるスマッシュ・ヒットを飛ばし、某感染症により遠ざかっていた中高年層を「ベルモンドが映画館に呼び戻した!」と話題になり、それまでベルモンドを知らなかったミレニアル盛大をも虜にして日本中の映画館を熱くした”らしく。気合の入り方が企画側としても一入だったようです。みんながノリノリだと祭りは大成功を収める、のお手本だと思います。

第二弾が上映開始の時点ですでに成功といって良いと判断できる理由は、上映作品とその選出方法にあったと考えられます。

総選挙、だけじゃない!

改めて申し上げますと…今回上映されるのは、”「次に観たいベルモンド出演作」を募るベルモンド映画総選挙を実施し、その投票結果を元に最強のベルモンド映画5作品を取りそろえた””映画ファンが選んだ、一番見たかったベルモンド”です。
「元に」、これがキーポイントだと考えます。

観たいと求められた作品をそのまま反映するのではなく、セルフオマージュがあっただの、一度もディスク化されていない幻の傑作だの、日本初公開だの劇場初公開だの…求められたものを超えた満足を提供すべく試行錯誤された様子がうかがえます。細かい説明はぜひ、公式HPより選評をご覧になってください。

この熱意と説明をいちばんバランスよくデザインされたであろうチラシを読んで「好きそうなものを2つ、ありがたく無料で観させてもらおう」という考えが吹き飛び、「全部観る…少しでもお安くなるのありがたい…パンフ買います…」に変化しました。
最初の3作品を観に行きパンフレットを購入したあとで、チラシは行きつけのバーに置いてきました。映画好きなマスターも、ジャン=ポール・ベルモンドは知らなかったらしく「かっちょいいから読んで!」と押し付けました。

気になるベルモンド出演作品

傑作選2の作品のうち、まだ3作品しか鑑賞を終えていませんが気になっているベルモンド出演作品が3つあります。『気狂いピエロ』『勝手にしやがれ』『パリは燃えているか』です。

『気狂いピエロ』はなぜ作品名を知っているのかもわからないのですが、ずっと頭の中に作品名だけあって「いつか観なきゃ」と思っていた作品です。ベルモンド出演作品だったとは!これはこの勢いのままに観てしまおう!と思ったわけです。

『勝手にしやがれ』と言われると先にジュリーが出てくる日本人の方が多いのではないでしょうか。

ベルモンドの『勝手にしやがれ』が公開されたのは1960年。これをもとに書かれた曲なのか、非常に気になるところです。

そして、『パリは燃えているか』。絶対に、絶対にサクラ大戦の『巴里は燃えているか』はここからヒントを得て名付けられたでしょう。

内容的に関係があることはないと思われますが、キッカケってこういうものだよなあと自己完結。

他に、Amazonプライムビデオで『女は女である』も公開されていますし、しばらくはベルモンド作品と過ごす時間が多そうです。傑作選のあとの2作品も楽しみだなぁ。早く観たい。

<御礼>
今回はこのような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございます。
トーキョー女子映画部 様
EDEN 様
新宿武蔵野館 様

最後まで読んでくれてありがとうございます。
ではまた次の記事で。ごきげんよう。

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