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【試写レポ】『エリザベート1878』試写会【20_2023】

ごきげんよう。雨宮はなです。

J-waveさんによるキャンペーンに当選し、試写会で鑑賞させていただきました。
ありがとうございます!

※今回は運営と参加者があまりにもひどく、その苦言がメインになってしまったため、作品については別記事を書きます。


映画『エリザベート1878』公式サイト

作品について

肖像画に負けない美女がエリザベートの出で立ちで中指を突き立てている!
そんな衝撃的なビジュアルに、ワクワクしつつも「奇をてらった感じかしらね」と斜に構える私がいました。
良い意味で、だまされた!!

ドレスや宮廷内のセットは豪奢で華やかなように見えて、実は素朴な「ひと」のお話でした。

キーワードは”コルセット”。

原題は『CORSAGE』です。
corsage:フランス語で「胴着、コルセット」のことだそうで。(チラシ裏より)
日本人には「コサージュ(飾り)」のほうがなじみがあるかもしれませんね。
でも、”お飾りじゃない”。

このコルセットが物理的なものだけでなく、心理的なものもあるんじゃないかと思いながら観ていました。
その他に、彼女の特徴である“髪”もコルセット同様に「しめつけるもの」として存在していたように思えます。

試写会について

不慣れで不誠実な運営という印象

普段、あまり映画を観なかったり、試写会に来ない人たちが多く呼ばれていたような印象を受けました。
試写会を運営する側も慣れてなさそうというか、ブレブレな印象。
ルールとマナーを守る人が損をしない運営をしてほしいものです。

参加者のマナーが悪く、鑑賞者の民度は低めと予想される

Twitterで苦言を呈しましたが、受付時間より前に受付を開始するのは「時間/ルールを守る人にとっては害・迷惑でしかない」のです。
ユーロスペース(3階)まで向かう為のエレベーター前まで列はのび、他人の出入りの邪魔をしていることにも気づいていないようでした。

時間を守った人は座席の確保も大変でした。
私は一人参加のため、あまり気にせず座席を探せました。
ですが、受付時間後に来場した二人組が並んで座れる席を探してなかなか座れないのを何度も見かけました。
それは一人で来ている参加者が隣の席を空席にしたいがために荷物を置いてカモフラージュして、詰められないせいでもありました。

極め付きは静かな良いシーンでなったLINEの着信音……。

トークイベントは身内ノリ対談

こちらも、私には残念で帰りたい時間でした。
自分のことを「ガチオタ」と呼びたい人が、メモって来た(調べればわかるような)トリビアを自慢まじりに鼻息荒く披露するだけ。

映画を観に来た人・これから観に来る人のためのアプローチが全くできていないと感じました。
雑誌で小さい1コーナーの対談記事にするか、自分のチャンネルで動画を投稿するか、ファミレスでやってほしかったです。

さいごに

今回の試写会は散々なものでしたが、作品は素晴らしいものでした!
いつ観に行ってもいいし、誰かと観てもいいけど、個人的には一人でお休みの日の昼下がりに観るのがおすすめです。

伝記映画のようなファンタジー『エリザベート1878』は8月25日(金)より上映開始!


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