見出し画像

大阪の国立民族学博物館が良すぎた件

何とここに行くためだけに大阪に足を運んだのですが(ついでに二つほど展覧会を見てきたが)、もう交通費の元は取れた!! と言えるほど素晴らしい場所だった……!
五時間溶かしました……。いや新幹線の時間がなければ閉館までいたかった。東京にあったら絶対年パス買うのになああああ

(待ってしかも今気づいたんだけどHPで昔の企画展・特別展の内容が映像として見られるんだね!? すごいね!? 時間が溶ける!)

何が凄いかというと、まあ建物もかっこよくて凄いんですが、生活史に興味のある人にとっては、非常に面白いものがたくさんある。展示内容は以下のイメージ。

本館の展示は、世界各地の人びとがつくり、日ごろ使っているものを中心に、各地域の環境と歴史に根ざした生活と文化を理解してもらうことをねらっています。そのために、衣食住の生活用具、祭りや儀礼の楽器や仮面や彫像などの展示を重視しています。展示場をあるくと、人類の豊かな創造力と文化の多様性を知ることができます。

国立民族学博物館HPより


イメージとしては「布布置物家具台所用品航海道具運搬道具布服仮面祭祀品」て感じ。物品多めで時々バカでかいトーテムポールとか石像のレプリカがずどーんと置いてあって度肝を抜かれる。

動物の骨がコマのゲームとか
お祭りに使われる被り物とか
陽気な墓とか
アラビア文字とか
トーテムポールだ!


私は別に絵を描く人間ではないのに、資料と称してアホほど写真を撮ってました。後ろにいたきちんとした格好の親子連れが、明らかに不審なものを見る目で避けて行ったので、本当に申し訳なかったと思う。

欲を言うならば「材質」「使われていた年代」なんかも展示の横に描いて欲しかったが、それは自分で調べなさいということなのでしょう。
日本ゾーンの人形のところ死ぬほど怖かったので、人形怖い人は注意してね。何か昔使われてた人形が一か所にみっちりとまとまってて、皆顔がついててこっち見てて、藁のかびっぽい匂いと相まってヒエ…となっていた。

これですら怖い

大阪行く機会があれば是非見て欲しいし、このためだけに行っても全然問題ない。元取れる。最高に興奮できる。超おすすめです。



余談だがホピ族の銀細工が見られた瞬間に変なアドレナリンが出ました。

ホピ族の母をかくまうことは可能だ


あととある作品で涙壺を出そうとして、何かいまいち出典が分からずに削ったんだけど、みんぱくにはありましたよ!

涙壺


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?