父の病気で変わった、私たちの日常
父の突然の病は、私たちの家族に大きな波紋を広げました。バリバリの仕事人間だった父が、脳動脈瘤の手術後、言葉が出にくいという後遺症を負ったのです。
「デストロイヤー」という言葉が何を指しているのか、最初は全く理解できませんでした。しかし、父との長年の会話から、それが「宝くじ」のことだと分かった時は、理解しようと思えば理解出来る、と思いました。しかしリハビリのおかげで少しずつ言葉は回復しているものの、母は父の言葉に耳を傾けようとしません。「お父さん、何言ってるか分からない」と、最初から理解しようとしないのです。少し考えてあげれば分かるはずなのに、その努力が見られません。
父の病によって、家族の関係も大きく変わりました。会社からは、父の仕事が困難になったことを理由に、給料を下げるとの連絡がありました。術後退院もしてないのにそんなことを言ってくるなんて、長年、会社を支えてきた父に対する仕打ちに、私は怒りを感じました。
そこから母にも異変が・・・
伯父一家に怒っているのは当然ですが、父にまで冷たく当たりだしたのです。これが金の切れ目は縁の切れ目かと驚きました。
母は父のお陰でお金に困ることなく、専業主婦でやって来れたのに少し早まった老後を二人で楽しく過ごす事は出来ないのか、とがっかりしました。
まあ、元々の性格も私と母では違うので、対応も当然変わってくるのは理解出来るのですが、優しくは出来るんじゃ無いかなっって思うのです。
話は違うのですが、父の後遺症についてちょっと興味深いことが有りました。お医者さんの説明によると、父の脳梗塞を起こした部分は運動能力を司る部分らしいです。でも身体は普通に動かせます。
先生「お父さん、左利き?」
私「元々は左利きです」
先生「あ〜、たまに左利きの人は脳も反対の人いるから」
私「え?」
・・・サウザーやん・・・
と、どこまで本気にしていいか分からない話でした笑
私も左利きなんで、そんな不思議が起こっているかもしれませんね(^^)
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