あめじろう 2020年2月22日 19:27 もう何年も何も建たない空き地。今はただ雪に埋もれ、そこに何があったのか、誰もが忘れていた。皆が寝静まった真夜中、月明かりに照らされた雪が陽炎のような幻影を生む。例えば、あの公園。そして、あの日、置き忘れた大切なもの。迷子になりそうな時、拾いに行くつもり。 #イラスト #140字小説 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート