青くて痛くて脆い

住野よるさんが以前書いた小説で、最近拝見させて頂いた作品。
大学生の青年の『青くて痛くて脆い』経験を描いた物語なのですが、心に刺さりに刺さって、心が出血多量なので感想綴らせて下さい。

読んだことない方には、正直とにかく読んでほしいですし、ネタバレは基本的に避けたいと思っているので、内容にはあまり触れず、僕が思ったことを中心に書いていこうと思います。

主人公の青年は物語の中である失敗をするのですが、その失敗の経験が「あー自分にも似たようなことあったなぁ」と大なり小なり思う内容でした。
まず、そこに僕は共感してしまっていました。
主人公が深く他人と関わろうとしない理由や、人と関わり過ぎて逆に苦しくなってしまう状況が、

まー、読んでいて分かり過ぎて!

自分のこと書かれてんのか!?っていうくらいコミュ障大学生のリアルが描かれていて、とても面白かったです。

主人公が歩んでいる未来も自分とリンクしているように思えて、
「自分も頑張らなくては!逃げずに現実に立ち向かおう」
そんな風に思いました。

あー大学生って幸せだったなぁ。
もっと噛み締めれば良かったなぁ。
でも、当時はそんな風に思えないんだよなぁ。
どこまでいっても、ヒエラルキーには勝てなくて。現実は壁で囲まれているような気がしてて。
全然そんなことないのに。
自由に生きねば。
後悔してからじゃ遅い!

いやー、やっぱ小説を読むのは楽しい。
大人になってから読むのも良いものだ。

時間作ってかないとなぁ、、、

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