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びっくりバトン

(リレーのアンカーとして待っている高校生マサル。)

マサル 語り・くそっ…追いつけるかな。

(ナオトが走ってくる。)

マサル 語り・よし。来たな。

(ナオト バトンを渡す)

(バトンから火が吹き出る)

マサル・え!

ナオト 語り・大丈夫。誰にも見えてない。そのまま走れ。

マサル 語り・え…なんで…

ナオト 語り・脳内に直接話しかけてる。

マサル 語り・そんなこと出来たんだ。

マサル語り・でも、なんでバトンから火が出てるの。

ナオト 語り・もっとびっくりすると思った。

マサル 語り・びっくりしたよ。

ナオト 語り・だったらもっと速く走れるようになると思ったんだけどな。

マサル 語り・え?

ナオト 語り・ほら。びっくりした勢いでそのままいけると思ったんだけどな。

マサル 語り・あー。だとしたらびっくりしすぎたね。

ナオト 語り・そっかー。びっくりしすぎか。

あめがとう◎