20240505一方通行の孤独

仕事が押し押しの押しになってしまっていたので、日記をサボってしまっていました。そういうときにこそ、ルーティンを守ることが大事だというのは頭ではわかっているのですが。サボってしまったことを復活させるのは、心的な負担がある……そこを、こうしてサクッと復帰したのが私の偉いところです。そうですよね、みなさん。

家でずっと仕事をしていると寂しいことがある。寂しいというか、孤独だ。もう俺はだめだ、世界で独りぼっちで何もかもダメ──そういう気持ち。気晴らしに、友達のやっている配信に遊びにいったり、通話アプリで作業通話をしたり……けれど、この孤独感と焦燥感はそうそう良くならない。逆に名前のつかないイライラが募ってきたりもする。

そうすると、ラジオに立ち返る。
radikoは本当に便利なもので、スマホからのクリアな音質で色々なラジオ番組をスワイプひとつでザッピングできる。アナログなラジオは周波数を合わせるのが面倒で、結局1つのラジオ局しか聞かないような形になるのだけれど、radikoはそこに改革を起こしてくれてしまった……とはいえ、結局はチャンネルをしょっちゅう切り替えることはしないのだけれど。

このラジオが、孤独に効く。
凝り固まっていた焦燥感と孤独感が不思議なくらい溶けてくる。一方通行なブロードキャストなのに、コメント欄で親密にやりとりができるツイキャス配信なんかよりも、よっぽど寂しくなくなるのだ。たぶんラジオには、ハガキやメールでたくさんの人の小さな孤独が寄せられている。それを、パーソナリティが繋いで、聴取者に届けてくれる。そういう形の媒体なのだと思う。一方通行の孤独を抱いているのが、私一人ではないのだと思うと、なんとなく安心するのかもしれない。