マーケターがなぜ館山移住後に狩猟免許とったの?の初心を残しておく
狩猟免許を取りました
2023年11月、わな免許を取得しました。
2023年1月に都内から館山へ移住。都内での仕事はそのままに、猟師にもチャレンジしてみたくて一歩踏み出しました。
農業に従事しているわけではありませんので、有害鳥獣の被害を被る立場にはありません。
身近な人の被害で言うと、先輩が南房総市千倉で農業をしていた時期があり、10年以上前からよく手伝いに来ていました。当時は都内に住んでましたが、館山との縁はその頃からでした。
2015年の画像にはなりますが、キャベツが鳥についばまれて出荷できない。という被害を目の当たりにしました。鳥除けのネットの隙間からも被害が出てしまっていました。
なぜ狩猟免許を取ったのか
まだペーパー猟師ですが、せっかくなので初心を残しておきます。
下記のようなきれいな時系列にはなりませんが、これらが複合的に動機付けになっています。
上記の身近な先輩の手伝いの件もあって、元より一次産業ないしその従事者との関係構築には関心があった
都内から館山への移住を機に、南房総の農産物や水産物の美味しさに触れて地域愛が増した
館山/南房総のイノシシ肉の美味しさに触れて、イノシシ肉へのイメージが良い意味で変わった
(なんとなく臭みのあるイメージだったが、適切に処理されたイノシシ肉は非常に美味!!)観光資源の豊富な館山での子育て生活は、自然との触れ合いが増してQOLが高まったが、消費的な生活だけでは飽きも少々感じ始めていた
地域愛も増していたので、なにか生産的な関りを地域と築けないか模索していた
農産物は美味しい、イノシシ肉は美味しい、獣害が地域問題、イノシシを狩れば農作物への経済被害も減るし美味しいイノシシ肉が世に流通するし、これだ!となる
本業がデジタルマーケティングなので、対極にある自然や野性との関りも増やすことで、より人生を豊かにしたかった
(この辺りは養老孟司さんの「対物の世界と対人の世界」の考え方にかなり影響受けてます)
対物の世界は、天候や野生動物などアンコントローラブルかつ影響度の高い変数と対峙しながら、柔軟に意思決定を変えて行動していく営みと捉えています。
その経験はきっと、本業での対人の世界においても、管掌範囲が大きくなるほどアナロジーに生きてくるのではと信じてチャレンジしてみます。
今後について
免許取得から4ヶ月。未だ狩猟デビューには至っておりません。
本業と育児だけでも毎日が秒で過ぎていくなか、さらに狩猟をどう組み込んでいくかは答えを持ち合わせておりません。
おかげさまで人脈はコツコツと築けており、とにかく今はスローペースながら顔を売っているところです。
罠を仕掛け、止め刺しし、解体し、調理して食す。この一連の営みを早く経験したいです。
2024年7月追記
転職活動でしばらく多忙を極めていたため、主だった活動はできておりませんでした。
市の講習があったので参加してきました。
道のりは、長く険しい…。