空から…
1月の末に父がなくなった。
ずっと闘病していたが、お正月も楽しく一緒に食べて飲んで楽しい時間も過ごしていたし、家が近いので会いに行ったりもしていたのに。
抗がん剤を受けて帰ってきたその日に体調が急に悪くなり入院し、そのまま帰ってきてはくれなかった。
父が私に残した最期の言葉は
「覚悟してくれ」
意識朦朧としながら、声をしぼって伝えてくれた。
何度となく入院しては復活してきた父。
今回も退院して笑い話にできると思っていたのに…
周りの人は「大丈夫?落ち着いた?」とかいろいろ言葉をかけてくれるけれど、ずっとずっと忘れるこ事はないだろうし、早く立ち直ってねと言われても立ち直るのがどういう事なのわからずにいる。
無理して忘れることもないし、私はずっとずっと死ぬまで父を思い出すだろう。
今年は新盆。父を思いながら父が好きだったお酒でも飲もうと思う。
そんな私を見て空の上から笑っててね。
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