無題 5

テレビで剥製を展示している博物館のことをやっていて、母に「剥製ってどうやって作るんだろうね」と聞かれた

“あ、この間なにかで覚えたな、それ”と思い、私の知っている知識を母に話した

何も考えず休みの日には昼から酒を飲み、ただごろごろしていた日々はなんとまあ無駄な時間を過ごしてきたのだと思うけど、昔から好きで吸収してきたカルチャーの欠片たちはいまの私の脳を幾分充実したものに形成してくれているのだと思わぬところで実感する


まぁ、私が知っていたのは 

“綺麗な死体を作る方法”

だったことは置いておいて

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