kondo ame

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Scrap the gender stereotype / instagram : @_ame_film_/ 2021年7月 日本で性別適合手術を受けました

最近の記事

現代の常識〜職場での呼称について〜

私は今、大分県のド田舎にある某企業で働いています。そこでの係長以上のクラスの人がそれ以下の人たちを呼ぶ場合、戸籍上男性の者に対してのみ、なんと呼び捨てなのです!!! え?驚いたのは私だけですか? 一方で戸籍上女性の者に対しては、「〜さん」や「〜ちゃん」です。。 「田舎だから」とか、「古い会社だから」とか、そんなのなんんんんんの言い訳にもならないでしょ。 戸籍の性別によって分けることはもちろん、そもっそも論として、社内で共に働いている仲間であり、場合によっては入社したて

    • ジェンダー平等や男女平等がなかなか叶わない理由のひとつ

      ここ数年で特に男女平等については比較的急速に世の中で知られる言葉になったように思います。そして、日本共産党がポスターで掲げるジェンダー平等についても2016年のLGBT最流行期から出てきたなと思います。 この二つの言葉は同じように思えて、実は思考の幅に差があると思います。 「男女平等」は性別を二分化し、現在の日本社会での法のもと、戸籍上での性別を元にした平等権利の話であるのに対し、「ジェンダー平等」はその二分化された性別に限らず、性自認や性的指向、恋愛的指向、肉体的性的指

      • 独学で、未来思考型ジェンダー論を唱えることにした(笑)

        こんにちは、フォローしてくださっている方々、少しでも興味を持って見てくださってる方々、ありがとうございます。 さて、私は自分がトランスセクシュアル ということもあり、大学時代にLGBTsのサークルを作ったり、その他ジェンダーの勉強をしていましたが、30代での目標は、北欧の大学院で、ジェンダー研究をすることでした。 しかし、金銭的にそれは非常に難しく、結局自分で勝手に学んで、自分で勝手に発信していこうと決めました。そこで、まずは自分の中でのジェンダーの定義付けと、学び、発信

        • 性同一性障害 → 性別違和 → 「性別不合」

          この業界で有名な針間克己医師の「性別違和・性別不合へ」という本をザッと拝読した。 私はこれまで、長崎大学病院精神科、東京・千秋クリニックというところに性同一性障害の診断を得るために通った。 結局、長崎は遠すぎるのとあまりに時間をかけるため行くのをやめ、千秋クリニックで、改名を行うための診断書を得ることになったのだが、その際、本人もMtFのトランスである松永医師より、「現在は男性として暮らしてるんですね」という見た目によってのみ判断された性別でもって酷い言葉をかけられたのだ

        現代の常識〜職場での呼称について〜

        • ジェンダー平等や男女平等がなかなか叶わない理由のひとつ

        • 独学で、未来思考型ジェンダー論を唱えることにした(笑)

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          外性器による性別判断が生む矛盾と、性別二元論の限界

          昨年の12月より何故か突然回転性のめまいと吐き気に襲われるようになり、飲み続けている薬がなくなったので今日、薬をもらいに眼科へ行きました。そこで考えたことを書きます。 前提として、私の状況の話私はLGBTsでいうところのTです。2014年からエストロゲンの女性ホルモンを摂取しています。大学を卒業した2016年の春に精巣を摘出しました。ちなみに名前を改名し、「雨」が本名になりました。 現在のホルモン値は閉経少し前くらいの女性と同じような感じだそうです。その副作用で更年期障害

          外性器による性別判断が生む矛盾と、性別二元論の限界