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最近チマチマ進めてたゲームについて。

お久し振りで候。ほぼ一年ぶりのnote更新でございます。

どうも。マホロアをメンヘラの視点から解説の人です。久々にログインしたら通知とスキ!の数がエグくて笑いました。あの記事私のnote処女作なのにありがとうございます。ホロリ。

という訳で前置きが長くなりましたが、なんだかnoteを更新したくて左手が疼いてきたので更新です。今回は最近完走したゲームの話です。ネタバレあります。大丈夫だよって方はどうぞ最後までよろしくお願いします。

奇妙で、おもしろい。そして、せつない。

先日、Nintendo directでとあるGBAゲームの配信が告知されました。なんとその名も『MOTHER3』。スマブラのリュカでもお馴染みの名作MOTHER3、wii UのVC以降久しぶりの配信となりました。やったぜ。今までGBAかDSかwii Uを持っていないとプレイ出来なかった不朽の名作が、Nintendo Switch onlineの追加プランに加入すれば誰でもプレイ出来るというわけです。ありがてぇなぁ。
という訳でガキンチョの頃MOTHERシリーズの沼にズッッッッッッブズブだった私、久々に本編をプレイです。漢字テストで頑張ったご褒美にMOTHER2を買ってもらったあの日が懐かしいなぁと思い出に浸りつつ、ゲームを進めていきましょう。

最初から暗いマックス

単刀直入に言います。

初っ端からしんどすぎだろ。

どうして一章から人が死ななきゃならないんすか???しかも二人も。メインキャラが。こぞって二人も退場。どういうこと??MOTHERってタイトルなのにマザー退場しちゃったけどいいの???????
と頭の中がぐちゃぐちゃ。しかもクラウスとリュカが大好きなショタコン私、大ショックです。いくら結末知ってても辛いもんは辛いよ。こんなんいきなりクソデカステーキとかいきなりクソデカパフェみたいなもんです。胃もたれ半端なさすぎ。
そんな情報過多すぎる一章とは打って変わり、MOTHERシリーズ特有のコミカルさが現れ始めた二章。イケおじを操作して深夜の廃城に忍び込む章です。良すぎるBGMと可愛すぎるオバケ達にほっこりしつつ、奇妙な振り付けをマスターしているお爺さんやPSIが使える姫と一緒に、なんかすごそうな卵のオブジェを回収。……実はここまでは昔に友達にカセットを借りて進めてたんですが、三章からは未開の地。何が起こるんだとドキドキしていたら

突然のサル虐。

動物愛護団体も黙っちゃいないサル虐を見せつけられ、またしても胃もたれが。しかしNPCのヨクバは最強クラスに強く、NPCだからダメージにも気を遣わなくていいし、状態異常も祓ってくれるし、攻撃力もアホクソ高くてとても頼りになりました。悔しいけど。なんか悔しいけど。
その後はヨクバの魔の手からサルサは解放され、晴れて自由の身に。さてここから物語はどうなっていくのか。
そして四章からようやく主人公のリュカを操作可能に。いやここまで長すぎんだろ!!!主人公誰だか忘れちゃってたじゃん!!!!!
とまあなんとか進めていくわけなんですけども。まさかの

ゲームでも労働。

人間と労働は切っても切り離せない関係なのね。そして頑張った(?)後の

イヌてきなおにいさん。

心に染み入る何かがありました。
そして五章、六章、七章と進めていくわけなんですけども。変わっていくタツマイリ村と住人達の様子は、見てもいられないくらい残酷なものでした。三年で変わりすぎだろ。きゅうきょくキマイラかわいい。そしてオカmゲフンゲフン オトメのマジプシー達から告げられたハリの話。なんともまあロマンがある話だなーと思ってたら、なんかダークメタナイトとロックマン足したみたいなやつにハリ引っこ抜かれてました。そこからはダークメタナイト+ロックマン(仮称)とのハリ抜き合戦。そしてやっぱりタネヒネリは最高ですね。タネヒネリだけで多分記事一つ分書けます。
ここまで進めたら後はラストの八章。前作の主要人物にしてやりたい放題だったポーキー・ミンチ氏、なんと今作でも大暴れ。最終章は、クソデカ都市を舞台にリュカ達の最後の冒険が繰り広げられます。タツマイリの鐘突きことリダから告げられる『せかい』の物語。今作の舞台であるノーウェア島の真実。あまりの情報量の多さに三回くらいヘコキムシくんに頼りました。ごめんヘコキムシくん。
そして下水道で変わり果てたヨクバ…こと最後の、エンパイアポーキービルの地下にあるハリを守護する裏切り者のマジプシー・ロクリアと戦闘。後に出会ったネズミから、彼がネズミを大切にしていたこと、ネズミは彼が帰ってこないのを寂しがっていることを聞いてなんとも言えない気持ちになりました。切ねぇ。
そして謎のレクリエーションを終え、レッドカーペットの敷かれた部屋を進みます。ここで流れる初代のOPに涙。そこを進んだ先にある部屋では、部屋いっぱいに飾られたMOTHER2の思い出達の姿が。スリークのバス、ポーキーが乗っていたヘリ、ダンジョンおとこなどなど、懐かしのアイテムが勢揃い。ともだちのヨーヨーを大切に保管していたように、彼にとっても印象深い思い出なのかなと思うとウルっと来てしまいます。BGMでまたしても涙。
そしていよいよポーキー戦……かと思いきやロボット達との戦闘。応援呼んだ時の呼べば来る奴で笑った。
なんとかロボット達を倒し、モノホンのポーキー登場。しかし現れたのは

改造されたベッドの上で横たわる、無惨にも変わり果てたポーキーの姿。

こんなんネスが見たらどう思うんでしょうか。こらそこ、スマブラXで邂逅しただろとか言わない。
移動したポーキーを追うように地下に降り、遂にポーキーとのバトル。後半戦の大量にミサイル撃ってきたところで何度も致命傷を受けました。まあPKLOVEとかPKスターストームよりかはマシだけど…
幾分か戦闘を進めていくごとに語られていくポーキーの秘密。そして残酷で、ある意味自業自得な彼の最期。なんとも言えない気持ちになりました。
そして最後のハリをかけてダークメタナイト(略)ことラスボス・かめんのおとことの戦闘。事前にフリントお父さんから伝えられたラスボスの驚愕の真実、それは

失踪(厳密には死亡)していた筈の双子の兄・クラウスが、かめんのおとこその人であるということ。

仲間は強烈な雷をモロに喰らい即退場、リュカと操られたクラウスとの望んでいない兄弟バトル。気持ちの整理がつかず、攻撃を与えることの出来ないリュカは、相手の猛攻を回復PSIやガードを使って耐え偲びます。
何回か攻撃を耐え続け、画面が暗転。そして画面に綴られるのは、

リュカとクラウスを庇い命を落としてしまった大好きなお母さん・ヒナワの想い。

彼女の想いに反応するように、かめんのおとこの心情を表した背景は徐々にグリッジがかかり、歪んでいきます。そして、母の声が届き洗脳が解け初め、自分が誰なのかを思い出した彼は、仮面を外し素顔を見せる。そこにあったのは

リュカに瓜二つな、どこか幼さを残した少年の姿。

その姿こそ、紛れもなく失踪していた兄のクラウスそのものだったのです。
洗脳が完全に解けたクラウスが取った行動は

自らの雷をリュカの持っているフランクリンバッヂで跳ね返し、クラウス自身の身体に大きな致命傷を与えたというもの。

この行動は、リュカは自分にとどめを刺すことが出来ないとわかっての行動なのか。それとも、たった一人の大切な弟の手を汚したくなかったからなのか。或いは、望んでいなくとも悪に染まり計画に加担してしまった自分への断罪なのか。真相はクラウスのみが知ることでしょう。
告げられる彼の懺悔と最期の、別れの言葉。すべて伝え、語り、そしてクラウスは、母に導かれるように弟の腕の温もりに抱かれて、永遠の眠りにつくのでした。









…………………………………いや、あの、

しんどすぎない???????????????

このゲーム最後までチョコたっぷりじゃねぇか!!!!!!胃!も!た!れ!が!!!!!!
と半狂乱になりながら最後のハリをブチ抜きます。リュカの温かく優しい心を映した闇のドラゴンが目覚め、なんとか大団円で物語は終わりを迎えました。ジ・エンドってね!!!!!!!!(号泣)
暗転した画面の中、色んなキャラに「あめさんありがとう!」って言ってもらえてなんだかほっこりしました。こちらこそ素敵な時間をありがとうございました。
と、いう訳でこの記事も終わりにしたいと思います。なっっっっっっっがい文章でしたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。お粗末さまでした。













ぐんまけん。


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