読書の尻叩き 2023.5.8

 いつの間にか2023年の1/3が過ぎ去っていた。今年に入ってからちっとも本を読んでいない。まったく読んでいないわけではないが、以前に比べるとあまりにも読んでいない。それなのに、3月には『文豪とアルケミスト』のコラボで本を買い込んでしまい、私の小さな本棚は積読が溢れ出してもう収まりきらずロフトの一角に塚ができてしまった。

 そもそもなぜ本を読めていないかというと、単純に現場に通い詰めているからである。水金の夜と、土日の昼夜で計6公演が基本のスタイル。実は2022年中はここまで現場に通い詰めていなかった。せいぜい週1、2程度だったのが、今年の1月から平日の開演時間がコロナ禍前に戻り、退勤後に間に合うようになったこと、そして3年前に通い詰めた演目の再演と新作が来たことでストッパーがぶっ壊れてしまったのだ。

 現場に通うと当然その分時間がかかる。6公演/週×2時間×4週=48時間。1か月のうち、丸2日は芝居を観ている計算になる。えっ怖……。さらに記録が趣味のようなところがあるから、毎週律儀に観劇ブログを書いていると、あっという間に時間がなくなるというわけだ。

 結果、3月の終わりに読み始めた本を5月になっても読み終わらないという事象が発生してしまうことになった。いい加減に読み終わりたいが、まだ書き上げていない現場ブログがある。今日こそ帰宅後に読書の時間を取りたいが、GWに遊び惚けたおかげで部屋の中は大荒れである。やることが多すぎる。しかしなんとか今日こそ読み終わりたい。そして今週末こそは早起きをして喫茶店でモーニングをしながら新しい本を読む。そういえば久しく行っていないモーニングがあるのだ。ご褒美を想像したら、できる気がしてきた。よし、今日こそは本を読もう。

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