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#吉藤オリィ さんのこと #OriHime

TwitterでRTが回ってきてオリィさんの存在を知りました。2015年だったと記憶しています。

第一印象は「黒い白衣って何www」でした。

最初は、ぜんじろう先生のような「おもしろ理系さん」かと思い興味を持ったのですが、ツイートを拝見しているうちに、とんでもない研究者ということが分かりました。

オリィさんは『OriHime』という分身ロボットの開発に、真剣に取り組んでいました。

当時、私はロボットと言えばASIMO、QRIO、Pepper、ロビくらいしか知らなかったので、ロボットはプログラミングされた動きしかできないものだと思っていました。「プログラムと遊ぶおもちゃ」というイメージです。
AIが進化したらロボットと共存する時代が来るのかなぁ、という程度の認識でした。

ところが、オリィさんが開発しているロボットは、それらとは全く別物でした。オリィさんは、体の不自由な方が分身として遠隔操作するロボットを作っていました。

その取り組みをツイートで拝見していると、オリィさんからは本気しか感じませんでした。「困っている人のために本気でこのロボットを作っている」というのが伝わってきて、感動しました。

人が遠隔操作するロボットという独特の発想と、それを具現化する行動力に強く惹かれて、陰ながら応援するようになりました。完全にファンです。

分身ロボットという発想は素晴らしいと思います。着眼点がすごい。天才。

また当時、私は「実用性の高いロボットは大企業が開発するもの」という固定観念を持っていたので、個人で "こんなすごいもの" を開発できるということにも衝撃を受けました。

私が考えた最強の少子高齢化対策の「全ての介護をロボット化する」というのは、オリィさんを見て考えていたことです。個人でこんなことまで出来るのなら、国が本気を出して研究者を支援すれば、もっといろんなことが解決するのではないかと思いました。そこから思考を拡げたものです。オリィさんがいなければ、この構想は生まれなかったと思います。

オリィさんは他にも車椅子の開発もしていて、そちらも素晴らしいです。
本気でテクノロジーで社会を変えようとしているのが伝わります。

オリィさんの活動を知った時から、「きっとオリィさんの周りは笑顔が絶えないだろうなぁ」と思っていました。

私の活動を少し拡大しようという話になった時、ぜひオリィさんにも加わって欲しいと、大平さんには何度も話していました。

お名前を出すと迷惑をかけてしまう可能性が高いので、どうすればオリィさんに気付いてもらえるか、どうすれば大平さん以外の人にもオリィさんを呼びたい気持ちを伝えられるかを考えていたら、落合陽一さんにオリィさんからリプがあって、二人がやり取りしていました。

二人は繋がっていたの??と、とても驚きましたが、この機会を逃してはならない!!と思って、すぐに二人のやり取りをファボりました。

この二日前にも「オリィさんを呼びたい」と大平さんに話していたくらいなので、二人が繋がっていることを知った時はとても驚いてしまいましたが、同年代の天才理系同士が知り合いなのは自然なことですよね。この時の私はそんな簡単なことに気付かないくらいにテンションMAXでした。

気付いてもらえて、仲間になってもらえて、今はプロジェクトメンバーになってもらえて、本当にとても嬉しいです。

私はオリィさんの活動を通して、福祉分野にたくさんの先入観や固定観念を持っていた事に気付きました。そういうものを持っている人は私以外にも存在すると思うので、それを解消するために私に出来ることがあれば力になりたいと考えています。

今後、私がOriHimeパイロットになる構想があります。
これは絶対に実現させるつもりです。