初心

アイデンティティクライシスという言葉を知った。前から知っていたかもしれないが、最近、認識するようになった。

自分は今、アイデンティティクライシスの真っただ中だと感じた。

環境、価値観、人間関係など様々変化したからというただそれだけのことだと思う。特別なことなど何もない。

ただ、現状が苦しく、終わりも見えないと感じているのは事実だ。このままでよいのかという不安がある。これまでの選択は正しかったのか。「正しい」の定義も揺らいでいる。そもそも「正しさ」について考えることに価値も感じなくなっている。

何かを変える必要があるという感覚がある。環境を変えるつもりは現状ない。自身の考え方を変えたほうがいい気がしている。

自分の考え方を可視化する機会が欲しい。日々悶々としていても埒が明かない。テキストに起こしてみれば何か気づきがあるかもしれないと思った。ただ、それだけのことだ。

一人で何かの裏紙にでも書きなぐっていればいいとも思う。ただ、可能なら誰かの助けを借りたいと思った。自分の認知を広げる機会が必要だと思った。自分一人で発想できることだけでは限界がある気がした。誰かに自分を理解してほしいという淡い期待もあるかもしれない。

数年前から人の感情、気持ちに配慮した言動を心掛けるようになった。至らない点は多々あるが、実際にそういった言動に変わってきている気がするし、最近知り合った人からはそういった評価をされているようにも思う。

一方で、人への配慮、自身の見え方を意識するゆえに、自分の思いをないがしろにしてきたようにも思う。

自分の気持ちを大切にしたいとかそういう気持ちはあまりない。ただ、自分は以前どういう人間だったか、本当はどういう人間なのか思い出したくなっただけだ。

思いつくままに書き出してみようと思う。読みやすさを意識するつもりは今のところない。構成や誤字脱字を気にすることもないだろう。読み返すつもりもあまりない。一人でも多くの人に読んでもらいたいとかそういった気持ちも特にない。たまたま誰かの目に留まり自分の視座が広がるコメントがもらえたらラッキー程度の気持ちで発信している。不愉快に感じる方がいれば大変申し訳ない。ただ、今は自分のために自分の時間を使いたい。

自分も学んできたことはある。ぬるい人生を送ってきた認識はない。何か一つでも自分が学んて来たことを体系化し、世のため人のためを意識して記事を作れる日が来ることを願ってやまない。


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