リモートレコーディングのご案内
アンバース 大野です。
弊社スタジオ AMBERNOTES及び、AMBERNOTES PICOでは
Audiomovers社Listento並びに、ZoomやMicrosoft Teamsを活用したリモートレコーディングの環境を完備しております。
Listentoとは?
Audiomovers Listento
レコーディングスタジオで収録した音を、ネットワーク上を介してストリーミング再生出来るサービスです。
受信者(クライアント様)はWebブラウザにこちらが用意するURLと認証用パスワードを入力して頂くだけで、自動的に再生が始まります。
サブスクリプション型のプラグインとなっており、弊社は年間での契約を結んでおります。
実際に現場でも活用する中で、コミュニケーションにラグが生じたり音声が途切れて使い物にならないといった事例は発生していない模様です。
※映像との同期を前提とした音声収録は推奨しておりません。
MacOSのSafariで音声が出力されない場合
解決方法としては以下の2点です。
1. Google Chromeへ変更。
2. Safariの環境設定から、セキュリティを変更する。
後者に関しては公式より詳細な記述があります。
Safariの環境設定から[Webサイト]→[自動再生]→[listento.audiomovers.comを「すべてのメディアを自動再生」へ変更]
上記の行程を踏むことで改善されます。
iPhoneやiPadで再生されない場合
iOSのブラウザ上で、メーターは触れていても音声が出力されないといった事例が確認されています。
同様の事例に陥った場合には、App Storeにて受信専用のアプリが配信されていますので、こちらをご活用下さい。
Zoom/Microsoft Teamsとの併用
収録音声はListentoで完結可能ですが、別途クライアント様とスタジオ内を繋ぐコミュニケーションツールが必要となります。
弊社では、収録に支障をきたすことの無いよう、会話専用のMacbook Proを用意の上、ZoomとMicrosoft Teamsを導入しております。
オーディオインターフェースとしてFocusrite Clarett 4Preを接続し、Macbook Proへ入力しています。
会話用のマイクもMBP内蔵ではなく、audio-technica ATIR-T30を使用しておりますので、よりクリアな会話が可能です。
更に、仮にListentoのサーバーがダウンするなど、不足の事態に直面した際の代替案として、Zoom等へ収録音声を送るご用意も整えております。
Protoolsからの音声をOpticalでMacbook Proへ入力することで、劣化を抑えた状態での音源をモニターして頂けます。
総括
リモートでのレコーディングは難しいという先入観からか、依然浸透していないという印象を受けます。
2020年6月以降、弊社ではリモートでの体制を主としておりますが、収録が止まってしまったなどという事態には至っておりません。
スタジオ側の導入コストの低さもさることながら、クライアントの皆様にはブラウザとZoom等のご準備を頂くだけという手軽さが特徴です。
現場に足を運ぶ必要が無いといった利点にも繋がります。
AMBERNOTES / AMBERNOTES PICOでの収録を是非ご検討下さいませ。
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