見出し画像

写真は3枚残せばいい

「写真は3枚残せばいい」と聞くと、あなたはどう思うだろうか。

「3枚なんて足りない!
「そんなの悲しい。。」
「そんな事を言うなんて信じられない」

そう思うだろうか。

それとも、

「そうよね、それで充分ね」
「一枚で良いんじゃない?」
「むしろ、無くても良いんじゃない?」

そう思うだろうか。

この写真の話は、極端な例かも知れないけれど、人それぞれ、モノに対しての考え方は違う。

モノの溢れた日本で、片づけ屋さんの実務を見てきたこの15年。

沢山の方の片づけを通して、私が見た事、聞いた事、感じた事

親世代、子世代、セミナーの聴講者の方、地域の方、専門職の方、それぞれの方で、想いも負担も違う

そんな事を伝えて、
少しでも一歩を踏み出せる方が居たら嬉しいな〜、と思って書いて見る事にする。


話は戻るが、先ほどの「写真3枚」というのは、こうあるべき!と、無理強いしている事では決して無い。

「残せば良い」のだから、
生きてる間は何百枚あっても良いし、アルバムがあるだけで(開く事が無くても)安心したり心の支えになるなら、それでもいいと思う。

「残せば良い」のだから、
一番素敵な写真、家族写真、遺影の写真、趣味の一枚、など、何も3枚でなくて10枚でも良い。自分の意思で選んで、それを伝える事がコミュニケーションになるのではない

「残せば良い」のだから、
その前に家族が欲しい写真を引き取ってくれるというのもアリだと思う。
お子さんが「アルバムは捨てないで!全部見たいから。」と言うなら、渡してしまうのが一番かと思う。

何も一気に捨てる事も無いし、徐々に減らすなり、ベストショットアルバムの一冊にまとめるなり、持ち運びやすくアルバムから外して小さな空き缶一つに「思い出の品」をまとめて継承するのもアリだと思う。

親世代も、子世代も、そこからまた孫世代へも、引き継ぎ続けられるには限度がある事、みんな言わないけど分かってるんだと思う。

そんな話を、綴っていけたらと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?