体制批判は芸能界追放へ   過去分

体制批判は芸能界追放へ

2019-04-05 00:02:46

ウーマン村本がよしもと社長からの圧力を激白!

「番組終わった後、楽屋に毎回、吉本の社員とか偉い人が待ってて、そのまま取り調べみたいなの受けるでしょ? そうなんですよ。僕、最近、吉本の社員のこと、「公安」って呼んでるんですよ。治安維持法でね、ちょっと僕がつぶやいたらしょっぴかれて」

明らかに安倍政権の政策批判や、ネトウヨから支持を得ている安倍応援団とのバトルだからではないのか。現に、よしもとにも、松本人志を筆頭に、小籔千豊、千原せいじ、たむらけんじなど、政治問題にコメントしているタレントは山ほどいるが、彼らに対して、こうした圧力は加えられていない。

■村本が浮き彫りにした、リベラルがメディアから干されていく構造

“政治的発言”しそうな「色が付いてる」ことは「プラスじゃない」──。そうしてテレビからは忌避され、所属事務所からも“政治的発言をやめろ”と恫喝され、言うことをきかないと干されていく。村本の話は、一体、どうやって“政治的発言”をおこなう芸能人が消されてしまうのか、その構造を浮き彫りにしていると言えるだろう。

 もちろん、ここで言う“政治的発言”というのは、前述したように政権批判につながる発言やリベラルな発言だけだ。政治を語るタレントでも、安倍政権を擁護したり、安倍首相となかよく食事するタレントは干されたりなどしないし、「政治的発言をするな」と大きな批判に晒されることもない。一方、ローラや石田純一、星田英利(ほっしゃん。)が顕著なように、政権批判や政権の政策に疑義を呈する発言だけが「政治的発言」「偏向」と呼ばれ、メディアからバッシングを受け、仕事を奪われていくのだ。

 

ジャニーズ事務所のTOKIOのメンバーは安倍首相とピザを食った。俳優の大泉洋と高畑充希は首相官邸に招かれ会食をした。ダウンタウンの松本人志や東野幸治、指原莉乃らフジテレビ系『ワイドナショー』の出演者も、安倍首相と飯を食った仲。安倍首相自ら吉本新喜劇の舞台に出演し、耐えられない軽さを見せつけたこともあった。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?