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「ネコノヒゲ」本が旅立つ瞬間に立ち会う。ーさくらももこ『さるのこしかけ』


こんばんは。
Amayjigenです☂️

10月に鷹匠に新オープンした「ネコノヒゲ」
休日やライブ終わりにガッツリ入り浸っております🐳

プレオープン初日に「多分毎週来ますね〜」って半分ノリで言ったんですけど、本当に毎週来ちゃってるんですねぇ笑

本読めるし、飯は美味いし、
最高なんだよな〜。


さて、早くも常連よろしくフラッとネコノヒゲに立ち寄った私はある日、何気なく手に取った一冊の本をキッカケに、その場に居合わせた人と、ある喜びを共有したのです。


本の出会いは、一期一会。
人との出会いもまた、一期一会なんですね。

今回もそんな本の素敵な巡り合いについて書いていこうと思います。

それでは早速、本編へ参りましょう。


旅する本棚


まず始めに、前回の記事でも触れましたが、
私ゴリ推しの「旅する本棚」について軽く紹介したいと思います。

それは、一冊持ち寄れば、一冊持って帰れるというシステムです。

色々な人が本を持ち寄っては、旅立ってゆく。

なんて素敵なことだろうか!!

是非皆様もご利用ください✨


さくらももこ『さるのこしかけ』


ネコノヒゲに立ち寄って早速ご飯を注文した私は、早速本棚を物色しました。

自分の持ってきた本があちらこちらに置かれ、その周りには私の知らない本がたくさん。
読書家にはたまらん空間ですねぇ。


さて、時間を忘れて本棚をウロウロしていた私は、とある一冊の本に目を惹かれました。


さくらももこ『さるのこしかけ』

静岡県民なら誰もが知っている「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんのエッセイですね。

かくいう私も静岡県民。「ちびまる子ちゃん」は毎週楽しみにしていました。

もちろんエッセイを出しているのも知っていましたし、古本屋で何度も見かけたことがありますが、読むタイミングが中々無かったんですね。

しかもタイトルが「さるのこしかけ」
これは面白そうだ!

そうして私が手に取ると、ネコノヒゲのスタッフのYさんに声をかけられました。

「それ、いい本ですよね〜」


本が旅立つ瞬間


何でもYさん、さくらももこ作品の大ファンなのだそう。自分の好きな本を他の人が読んでいると嬉しくなりますよね。

そうして読書トークに花を咲かせていると、ふとYさんが言いました。


「それ、俺が持ってきた本なんですよ。手に取ってくれて嬉しいなぁ」  


この言葉を聞いた時、私は何とも言えない幸福感に満たされました。


本が旅立つ瞬間に、立ち会えた。

内容も何も知らず、たまたま手に取った本が、Yさんの手元から旅立った本だったのです。

その後も彼は「さくらももこさんの本は俺の人生のバイブルなんですよ!」と力説。
これはますます面白そう!


現在かなりの積読を抱えているので、いつになるかは分かりませんが、読み終わったら是非ともYさんと感想を共有したいですねぇ。

そして読み終わった本は、
再び「旅する本棚」へ。


私の元を旅立った本もまた、今もどこかで素敵な旅を続けていることでしょう。


「本というのは、滅びない記憶なの」
ー新海誠 原作  加納新太 著『雲の向こう、約束の場所』



私の家には大量の本が眠っていたので、かれこれ50冊以上の本をネコノヒゲに持ち込みました。

だからと言って50冊持ち帰ったわけじゃないのでご心配なく笑


持ち込んで終わりじゃありません。

コーヒーやデザートの甘い香りが漂う空間で人の手を離れた本たちは、今も旅立ちの準備を整えています。


終わらない旅の途中で、あなたにも素敵な"人"との出会いがありますように。


というわけで、今回はこの辺で。

また次回、お会いしましょう。
よしなに!🐳

それでは。


P.S.

どうしても本の紹介ばかりになってしまいますが、もちろん飯も美味いぞ!

先日のライブ終わりに食べたチキンカレーは沁みましたわぁ。

ハロウィンで街中が賑わう中、私はネコノヒゲでひっそりとご飯と本を楽しんでいました🐳

ご馳走様でした!!

ランチメニュー  チキンカレー



コーヒーやデザートだけでなく、
ランチもガッツリ食べれます。

皆様も是非お立ち寄りください🤩

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