パリの図書館から借りた電子書籍をフランス語で読み上げる方法
とても限定的なことなので誰かに必要とされるか分からないけれどメモ。
パリの図書館はパリ市民でなくても本・電子本・オーディオブック・CD等が借りられる。
※図書館を訪ねて身分証明と住所を登録することが必要
※CDとか映画を借りるにはちょっとお金かかる
ということで、ロックダウン中も本がダウンロードできて良いのです。
私はかねてから、借りた電子書籍(フランス語)をiosの読み上げ機能を使って聞きたいと思っていて、その方法を見つけたよ、というメモです。
現在、図書館からはBaobabというappで読むことが推奨されているのだけれど、私の日本のappleIDアカウントではそのappを取得することができないため、以前指定されていたAldikoというリーダーを使って読んでいました。
でもこれが最新のiosでも読み上げ機能が効かない。
この電子書籍はデータではあるけれどちゃんと返却がされるようになっている。
そのため通常のepubとかpdfのデータではなくてAdobe DRMのかかったACSMファイルとなっているので、このままだとKindleやiBooksで読むこともできない。
多分Adobe DRMの保護を破る裏技は色々あるんだと思うけれど(ネットにもいっぱい出てくる)そういうことはしたくないので探してみたらありました。
「Adobe Digital Editions」(←公式)をリーダーとして使うと読み上げてくれる。
Adobeにアカウントを持つ必要があるけれど登録は無料です。
※本によっては読み上げないものもあって謎
フランス語の本を読み上げたかったらiPhoneのメイン言語を変更する必要あり。
※フランス語メイン設定のままでも日本語の本は日本語で読んでくれた。こういうところも謎
良く考えればAdobeのシステムだもの、Adobeのものを使うのがいいに決まっている。だけど「書籍リーダー」で検索してなかなかこれは引っかかってこないので半日くらいあれやこれや試してしまった。
でもこれが本当に貸し出し期限が過ぎたら図書館に返せるものなのかはまだ未確認。
どちらもAdobeのシステムなのでうまく働くはずだと思うけれど、図書館の電子書籍は4冊しか同時に借りられないから、ちゃんと返却ができないとしたら困るんだよな…。
フランスのAppleIDを持っている方なら図書館推奨のBaobabというappがダウンロードできるので、Adobeのアカウントを作る必要はありません。
(Baobabというアプリで読み上げ機能が効くのかどうかは不明。
どなたか知っていたら教えて下さい)
あと「Adobe Digital Editions」よりも良い方法をご存知の方いらしたら教えてください。
読み上げされない書籍もあって残念なのです…。
しかしappleもamazonも国をまたいでアカウントを統一してくれる日は来るんだろうか。
とても不便なのだ。
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