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6月になったことに気づいて始まった一週間

6月7日(月)

大根ピクルスと玉ねぎの胡椒塩漬けをつくった。ピクルスは塩と熱湯とスパイスだけで作る方法。クローブ、八角、クミン、ロシュフォールでもらってきた強い香りのタイム、ローズマリー、ピンクペッパー、…複雑な味がするのが良さそうだから色々入れてみる。
玉ねぎの胡椒塩漬けのレシピはこちらを参考に。

大さじ半杯ぶんの米酢をフランボワーズ酢に変更してみた。あまり多いと強いけど、このくらいならほんのり華やかな香りが立ちそう。
美味しくできるかな、楽しみ。

6月8日(火)

庭に生えている植物のなかで食べられるものはないかネットで調べて写真を見比べてみる。
みとさんのこちらも参考に。
春にはすみれが花を咲かせていたのに季節を逸してしまった。

先週から指圧のことをしっかり勉強する1週間だった。
今日も大事なことを多く教えてもらった。これを体ができるようになるまで何度も思い返すぞ。

今日こころに残ったことば。

来年から「先住民族言語を見直すための10年」ということで、絶滅の危機にある言語についての認識を改め、存続に向けての取り組みがなされるのだそう。
環境の激変で実際に失われる植物の数よりも、それを語る言語が失われることで絶たれる情報のほうがおおきいというのは興味深いことだった。
そこに存在していても、言語でそれが表現されなければ認識されなくなる。認識されなくなることが、無くなる、と等価であるということはひやりとすることでもあるし、逆に考えれば希望でもある。

いつもよりも丁寧に、ラベンダーとミントのオイルを落としたお水で床を磨いた。
気がついたらすっかり初夏の気候だ。
もこもこのスリッパは仕舞って、はだしでさらさらとした床を感じる。

6月12日(土)

me and youのニュースレターvol.4が届いた。
前回の対談はお散歩をしながら聴いたのだけれど、今回の小谷実由さんとのおしゃべりは美味しいお茶を淹れて一緒のテーブルにいるようなイメージで、きく。
うんとうんと昔、誰にも言えないくらい悩んでいたことを、全て解決してから友達に「こんなことがあってさ」と話してみてはじめて、そのしこりが胸をまだ鋭く突き刺していたのを認識した日を思い出した。
たぶんはじめて「明るくて元気」な自分像以外の姿を見せることを自分にゆるした時だったかもしれない。自分の身に起こっていたことを誰にも言えなくて、会うこともできなくなって、誘われても嘘をついてまで断っていた。友達に嘘をついているという重圧が加わって、さらに会えなくなる。
でも友達はそういう告白を拍子抜けするくらいあっさりと受け入れてくれた。いつだって打ち明けられるわけじゃないのは分かる、親しい存在だからこそ言えないこともあるよね、と言ってくれて、友達も自分と同じようにいろんな経験を経てここにいるんだと初めて気づいた自分に、なんだか恥ずかしくなったのだった。
今から考えたらずいぶん子供の頃の話のような気がするけれど、果たしてわたしはあの時からどのくらい変わったのかな、なにかちゃんと築けているんだろうか。

久しぶりのストレッチのオンラインクラス
先々週はロシュフォールに行っていたし、先週は資格取得のformationのためにお休みをもらっていたので久しぶりだった。
オンラインクラスにもだいぶ慣れてきたけれど、やはりはじめてみてよかった。
初回は首や肩、次は肋骨あたり、腰のあたり、骨盤全体、そして股関節…と体をじゅんばんにスキャンするように内容を組んでみている。
無料の動画をたくさんつくったからいまさらオンラインで毎週クラスを受けてくれる方はあまり多くないかもしれない…と不安も抱えつつ始めたのだけれど、続けて受けてくださるかたもいて、顔ぶれを見ながら、もうちょっとマニアックなこともできるな…などと楽しみながら毎週考えている。

夜は近所の黒猫カチューシャがあまりににゃあにゃあドアの外で鳴くので少しだけ入れてあげた。
ひととおり見回って、足を投げ出して寝転んで、またあちこちすんすん嗅いで、帰っていった。
しばらくしたらまたにゃあにゃあドアの外で鳴くので入れてあげると、さっき潜り損ねたところ、登っていない場所をひととおり巡ってまた4本の足をぺにゃっと投げ出して顎を出してひと休み、私が座っている周りをとてとてと歩いて(しっぽの先だけはつねに私に触れつつ)、また帰っていった。
猫を飼うのはまだちょっと準備が足りないのでできないけれど、こうして近所の猫がときどき遊びに来るくらいなのはいいな。
都会じゃない場所に住めば猫を飼ってもこんな感じで、いざという時の立ち寄り所のような感じでお互い付き合えるのかも知れない。

大根ピクルスと玉ねぎの胡椒塩漬けを味見。
ピクルスはまだ塩辛かったが、胡椒塩漬けのほうはシンプルに焼いた鶏肉とあわせて食べたら爽やかなマリネみたいで良かった。

6月13日(日)

届いた蚊帳を吊った。
説明書がひとつも入っていないし、天井に穴を開けたら板が薄かったのでアンカーを打たないといけないしで、これはあまり器具も持たないひとが気軽に吊れる感じじゃない。
庭からの蚊が夏はたくさん入ってくるらしいのでこれで安心。
お姫様のベッドっぽい華奢なやつじゃなくて、やっぱりテントみたいなわくわくするやつ。

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