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10万円の予算を作ってみて、気づいた『金額じゃない』ということ

こんにちは、なつです。
急に気温が上がって、秋冬のお洋服しかお気に入りがないわたしは、今タイムリーに焦っています。

計画性…!!!

本日は、中間振り返りっぽく、超個人的な企画『予算10万円で大人の垢抜けを目指す』をやってみてどうなのか、というのをレポートしていきたいと思います。

まだエステしかレポートしてないのだけどね…!

実際にやったのはこちら。

①POLAのエステに行ってみる
②骨格診断、パーソナルカラー診断に行く
③美容ギア、サロニアのEMSブラシを購入
④美容室に行く(実に4ヶ月ぶり)

総額にすると、6万円くらいはもう費やしているんですね。怖い!お金って使おうと思ったら飛んでく…!!

どれも、今まで興味はありつつも高いからなぁ…で通り過ぎていたこと。美容室は別としても。

なんですが、やっておけば…と思わないように、試してみたことばかりです。
実際よかったです。後悔を将来に残さない、って意味でもよかったですし、パーソナルカラーや骨格診断を受けられたことで、なんかしっくりこないな、ってお洋服がなぜしっくりこないか、と原因も突き止められましたし。

パーソナルカラーに関しては、メイクで割とどうにでも調整できちゃうので、お化粧好き!って方はあんまり気にしなくてもいいのかもしれません。ただ、今日はどうしたって時短優先!っていう時の味方作りとしては本当にためになりました。すっぴんで出かけることはないけれど、短時間のお出かけでファンデーションまで使うのはな…って時に、顔周りに持ってくる色だったり、肌色を補正しきっていない時に使っても、顔映りのいい色だったりを知れたのはとってもよかった!

イエベだね、と判断されたわたしですが、クールな雰囲気も好きなので、ブルベのカラーを合わせた時の肌色も結構好みでした。洋服に合わせてどちらの肌色を選ぶか、という選択肢が増えた意味でもよかったです。

***

そして、ここからが本題。
自分に今までにないくらいのお金を短時間にかけてきて、「じゃあ、心の豊かさと、ここちよさは?」というと、やっぱりお金のかからない断捨離だったり、家がきれいになることだったり、スキンケアを丁寧にやることだったり、そういう小さなことを達成した時の充足感と種類が違うな、と感じました。

もちろん、エステは即効性もあってテンション上がりますし、日常のケアに新しく取り入れられたEMSブラシも顔のむくみ取りに最高。
パーソナルカラーや骨格診断を受けた経験も今後に活かせると思います。

でも、このテンションの上がり方と、日常の中で見つける充足感は、ちょっと別。

母の昔の口癖で、わたしがちょいと母よ…と思っていたことがあったんです。

それは、テレビの女優さんやモデルさんたちをみて、「お金があれば綺麗になるわよ…」ということ。

その頃わたしは中学生くらいで、うちが貧しくはないけれど裕福でもなく、必死に両親が働いて家族を支えてくれていることはもちろんわかっていました。

ただ、自分が懇願して習わせてもらっていた英語だったり、弟たちが予想以上に伸びてしまって遠征だ、全国大会だ、とお金がかかるようになってしまった部活。そういうものにいったいどのくらいの金額がかかっているのかまでは想像していませんでしたし、望めば海外にも留学できる、と子供ながらの無邪気な気持ちもあって。

それがどのくらいの負担を親にかけるかなんて、想像もしていなかったし、無邪気さゆえの傲慢さで望めば叶えてもらえる、と思っていた節もありました。

化粧っ気もなく、部屋着は弟たちが使わなくなった部活の練習着を使い、たまにする化粧に使うのは、成分も変わり切っているであろう昔の化粧品だった母が、どんな気持ちでそう言っていたのか、本当のところはわたしには分かりません。

ただ、お金がなくたってケアくらいしたらいいのに…と思っていて、働くようになったらきっと母にお金をかけて綺麗なおばあちゃんにしてやろうと思っていました。

念願かなって、ボーナス月と誕生日、母の日には、自分では買わないようなものをプレゼントするようになって、母もケアをするようになりました。子育てとパート、家事に必死だった時には気づかなかった悩みも出てきたようで、最近はここがこうだったらいいのに、と話す姿は可愛らしくもあります。

わたしはお金をかければ綺麗になる、って母が思っていることに疑問はあったけれど、お母さん、そんなことないよ!ってその時に提案できるような言葉も持ち合わせていませんでした。

ただ、今回自分に思いっきりお金をかける!っていう試みをしてみて、今戻れるならきっと伝えられることがあります。

日々の積み重ねで蓄積された、その人なりの充足感はのちのち表面に現れてその人の美しさになる。お金がないから、と嘆かなくても、綺麗になりたいなら今できる範囲でケアすれば、のちのちにそれもちゃんと答えとして出てくるよ、って。

わたしはエステの時に、だらけた生活や自分に甘い暮らしぶりが、顔の土台部分に現れてきていたことがわかって。自分を反面教師にして、本気で熱弁できる自信があります!笑

もちろん母にだけじゃなく、わたし自身に対しても、そんな結果を受けたとしても、まだ諦めていないですし、50歳、60歳になった時に、あの時に方向転換してよかった!って思いたいです。
だから、毎日のケアも楽しんで続けたいし、自分が思う美しい人の暮らしと、今のわたしの暮らしで乖離している部分はできる範囲で改善したいな、と思っています。

***

お金をかけられることは、その金額に関わらず、頑張って働いている証拠。
それが時々のパックだったり、エステだったり、旅行かもしれないし、毎日のちょっと美味しいコーヒーだったり、それはその人の心地よさで決めていいし、人と比べて優越感や劣等感をもつ必要もないことで。

それに、お金をかけないで日々少し丁寧に自分を扱うことだって、お金がある人全員が出来るわけでもないはず。
できる範囲で、日々を慈しんだり、丁寧にスキンケアをすること、そういうひとつひとつが将来の自分を作るんだ、と思ったら、人との比較で苦い気持ちになる時間すらももったいない気がします。なんか、その時間が長ければ長いほど苦い顔になりそうじゃないですか。

わたしは特に人と比べて落ち込みやすいので、俯いたり、ため息をついたりすることも多かったので、そういうのはなるべくやめて、今の自分と向き合って、できる範囲で行動に移していこ、と今回改めて思いました。

自分史上いちばんお金を自分にかけたとて、部屋が荒れては気持ちもだらけるし、やろうと決めたことも先延ばしにしたりすると、あーあ…って落ち込んじゃう。

それよりは、毎日を真摯に暮らすことの方がよっぽど美しいです。
そんなわけで、本日はお金を使ったからこそ気づけたことのシェアでした。

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