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noteを始めた理由

数年ぶりに紙とペンで文章を書いたら面白いくらいに文字が滑り出てきた。
そんな文章をまとめる場として今回このnoteを作成した。

元々文章を書くのは好きだった。
学生の頃は作文で賞を獲ることは何度もあったし、作文ができる授業や宿題は苦どころか楽しみでさえあった。

文章を書くことで生計を立てたい、そんな子どもらしい青い決意を公言していた。
ところが文章が金になったのは中学生の頃の、たしか優秀賞の副賞としてもらった図書カードが最後だったと思う。
高校 大学で書いたのは必要に迫られたものを書く程度、社会人になってからは、そもそも文章を書く機会が激減してしまった。

デジタルに慣れ過ぎてしまったこともあるかもしれない。
スマホで文章を書くことは多々あった。
しかし書くことが思いつかないし、文章を書き続けるという習慣が継続できなかった。

だから気まぐれに紙とペンで文字を書き始めた時に、さらさらと言葉が踊り出てくることに驚きを禁じ得なかった。

だがこのデジタルの時代になんとアナログな手法であろうか。
紙に書いたものをデジタルに移す作業をしながら思ってしまった。

しかし紙に書くことは私にとって欠くことのできない手順なのだと思う。
紙に書き、文字を移す際には肉付けをしたり逆に削ぎ落としたり。紙に書かれた文章はデジタルに舞台を移すときにさらに輝きを増して踊るように思えるのだ。

もし誰かから文章を書くことを依頼され、その締切が近いものだったとしても、私はきっとペンと紙で文字を書き散らしていくのだろう。

そんな紙とペンから生まれた書き散らしの集まりが、今後このnoteに集っていくことになる。
お付き合い頂いけると幸甚である。

天草

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