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スーパーで幸水を見かけたので、ひさびさに買う果物の価格に慄きつつも買う。梨は幸水がいちばんすき。
いま住んでいるところは豊水の方がよく並んでいるので、幸水を見つけると嬉しくなる。夕食後に冷やして食べよう。

ふと指折り数えてみたら、現在住んでいるところは私にとって11箇所目の住処だということと、5年以上同じところに留まって暮らしたことがないことがわかった。
葛飾北斎ほどではないけれど、親や祖父母の代から同じ家に暮らす人もいることを考えれば、引越しの多いほうに入るのだろうか。



家を建てたり購入したり土地ごと所有して、ずっと同じところに住むというのには憧れはするけれども、正直なところまったく想像ができない。
私はなにも、ふらふらと風の向くまま気の向くままに住処を移っていたわけではなく、毎回何かしらの状況の変化に応じて引越しをしていたわけなので、この先も状況が変わらない保証はないということをどうしたって考えてしまう。
ずっと同じところに住むと決心した人だって、状況が変わればきっとその家や土地を手放して引っ越すのだろうし、そうしているはずだろうけれども、なんだか途方もないことのように感じてしまうのである。

いまの家に暮らし始めてからは3年が過ぎたけれど、そろそろ同じところに暮らす最長期間を更新できるだろうか。

Amazon Primeで『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を視聴。
導入やエンディングがドラマ版『岸辺露伴は動かない』をきちんと踏襲していて安心感がある。お決まりの展開の良さ。

今作に関しては原作を未読の状態で観たので思いがけず私の苦手な要素(あえてここでは言わない)がたくさん出てきて、猫を抱きながら半泣きで観ていた。
世の中には作中で動物が死ぬかどうかを事前に調べてから映画を観る人もいるらしいので、私も事前にある程度調べようか迷う。でも調べるのも嫌だし関係のないネタバレをうっかり踏むのも嫌。

劇場で公開されていたのが今年の春頃だったから、サブスクで観られるようになるのがずいぶん早いな?と思うけれど最近はこんなものなのだろうか。
気になっていた映画も気づけばすぐに円盤が出ているので、世の中の移り変わりの早さについていけていない気がする。


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