Hypocritical Paradox

「多様な個性を認めましょう。」
綺麗な言葉が並ぶ世の中
本気にして夢を見て
馬鹿を見るのは我々

マイノリティだと晒されて
奇異の目線が突き刺さる
強制された共生なんて
歪みを生むだけさ

我ら普通不適合者
規格外と笑いたきゃ笑え
我ら普通不適合者
常識?なにそれ美味しいの?
多様性の時代だと
それぞれタグをつけていく
Hypocritical Paradox
染まりたくはない

「か弱い人には優しくしましょう。」
綺麗な言葉に護られて
善意を義務と勘違い
弱者の盾を振りかざす

小さきものの大声で
大きなものが委縮する
強弱の境界が曖昧で
護るべきものは何

我ら普通不適合者
既存の枠じゃ捕らえられない
我ら普通不適合者
常識?知らない子ですね
優しい世界作ろうと
他人に厳しく押し付ける
Hypocritical Paradox
甘やかされたいだけ

普通になりたい時期もあった
外れたくて外れたわけでもない
理解されたいわけじゃない
無理に合わせなくたっていい
否定されなきゃそれでいい
生きる権利があればいい

我ら普通不適合者
迎合するのは疲れるだけでしょ
我ら普通不適合者
常識?押し付けるのはやめてよね
我ら普通不適合者
測る物差し古臭いんじゃない?
我ら普通不適合者
常識?ああ、あなたの都合のことだっけ
結局あれこれ言ったって
大事なものは変わらない
Hypocritical Paradox
尊重しましょう?お互いにね

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