RAGE UCL 雑感 ①主な持ち込みデッキ組み合わせ編

※この記事はチーム内向けですが、内輪ネタ等は無いのでご安心ください。


こんにちは、rennikiです。今回はRAGE開催時点でのUCL環境を振り返って、主に

どうしたらDay2に行きやすくなるのか

を個人的な主観で話したいと思います。

今までは僕自身RAGEDay2を勝ち進んだことはなかったので特にこういう僕からのアドバイス記事みたいなものは書かなかったのですが、今回マネーフィニッシュやプレーオフ進出が目の前にあるラインまで行けたのと、実は今回そんなにShadowverseに時間割いていなかったのでもっと効率良く強くなれるのでは?と思い、自分の今思っていることを書き残すためにこういった記事にしました。


はじめに

あくまでも僕の所感であり、これを読んでも当たり前のことしか書いていないと思う方もいると思います。そんなに高等的なことは僕からじゃまだ教えられないので、今回は基本的なことの振り返りです。既にIf2入ってからDay2進出経験があるメンバーには必要ないと思います。



1 今期のデッキ組み合わせについて思うこと


リノセウスエルフ+ウィッチ

ファイナリストに2組居た組み合わせです。この組み合わせの何が強いかというと、ほぼ全対面に有利のウィッチ、その横にアマツとウィッチ以外にはほぼ五分以上のエルフを添えているので不利対面という存在がほぼありません。

当初こそ自然ウィッチとドラゴンに不利と言われていたこのデッキですが、最近では研究が進みコントロールデッキからリノセウスによるOTKを狙い引けるまではコントロールで時間を稼ぐデッキに変貌したため、ドラゴン相手でもリノセウスとバウンスパーツが揃えば短いターンで決着をつけることができるようになりました。

また、自然ウィッチは式神ウィッチの持ち込みが多いと予想されていた(実際多かった)ため、このデッキの不利対面は旋風無い状態での先6クオンがかなり重い式神ウィッチ(微不利)とフェアリーに旋風が効かず、自分から盤面で圧力をかけられないために相手に猶予を与えてしまうアマツエルフ(不利)の2つのみになります。アマツエルフは少ない予想でしたので、弱点は式神ウィッチのみ。なので対ウィッチとミラーを重点的に練習すればある程度勝ち進めたと思います。

ただし、この組み合わせの最大の難点がミラーの試合時間の長さです。今回はギネス記録の都合もあり、 Day1の時点からかなり体力を消耗させられるRAGEだったので集中力が持たない人も多かったと思います。このデッキは1度のミスが負けに繋がりやすいコントロールタイプのデッキを元に発展してきたので、致命的なミスをしてしまい、それが原因で負け、負けたことを次の試合に引きずってしまうということも考えられます。

この組み合わせ、というよりほぼコントロールエルフの話しでしたが、

ある程度オフライン大会の場数を踏んでいる熟練者向けの組み合わせだと思っています。


ネクロマンサー+ウィッチ

こちらもファイナリストに2組居た組み合わせです。ランクマッチに恐らく多かったデッキタイプ1位2位の組み合わせなので、所謂定番の組み合わせです。しかし、今期はサブデッキのネクロマンサーがリノセウスエルフに対して微不利気味の相性だったので、今期RAGEでは過去と比べて持ち込みがバラける結果になったと思います。

この組み合わせの強いところは、ネクロマンサーは練度を上げれば微不利対面のウィッチとリノセウスエルフにも勝てることと、これは歴代の定番組み合わせにも言えることですが環境外のデッキへの相性もとても良いので比較的テロデッキに対して強いところです。

この組み合わせのデメリットは、ウィッチ、リノセウスエルフの組み合わせを踏んだ時にネクロマンサーを抜けるように練習しないといけないのと、ネクロマンサーに2回試合を渡したい都合上、ウィッチ側の練度も上げておく必要があることです。

構築の自由枠の幅も比較的広かったので、時間と練度があるプレイヤー向けだと思っています。


ドラゴン+ウィッチ

この組み合わせの難点はドラゴンが定番の組み合わせであるウィッチとネクロマンサー両方に不利気味な相性であることですが、圧倒的な上振れパワーを持っているので使い方を間違えなければその組み合わせにも勝てることだと思います。

それ故にプレイングよりも構築の方面で各々に合わせた細かい調整が必要だったのですが、今回持ち込みがかなり多かったと感じます。たしかによく考えれば、リノセウスエルフとネクロマンサーのプレイングに自信が無い人が自然に行きつく先としては納得できます。(ドラゴン好きな方には失礼な言い方になってしまいすみません)

しかし、この組み合わせには今回のRAGEでほぼ僕は苦戦しませんでした。何故かというと、ウィッチ側の練度が足りていない場合がDay1では多かったからです。ドラゴンにウィッチとネクロマンサーの組み合わせの時に2回試合を渡したいのでウィッチはウィッチミラーかネクロマンサー対面と戦うことになります。ネクロマンサー対面は微有利とはいえども、どちらも引いたカードをどれだけ上手く使えるかの練度が必要になってくると思います。

この組み合わせは、ドラゴンの構築に自信があり、ウィッチを最低限きちんと扱えるプレイヤー向けだと思っています。


アマツエルフ+ウィッチ

僕が持ち込んだのはこの組み合わせで、ファイナリスト絶対1人はいると思ってたので予想通りでした。でもこれ他の人に言っても信じて貰えないだろうし、アマツエルフ自体が運要素大きめのデッキなので口に出すのは伏せていました。

この組み合わせの強いところは、アマツエルフは恐らく今環境で上振れ値が最大で、回ってしまうとどのデッキにも勝てる上に明確な不利対面が進化ロイヤルと守護ビショップという環境外のデッキなので、ほぼ無敵のウィッチと合わせるとどちらも苦手対面が少なくなります。アマツエルフを2回回す想定で先投げしますが、1回目で運良く回ってしまえば2回目もウィッチに渡すことができるのでウィッチ側の負担も他のデッキを2回回す想定よりは比較的軽いものになります。そして、環境上位に同じエルフであるリノセウスエルフがいるので相手目線非公開大会ならどちらかわからなく、様子見のためにウィッチを先に投げてくる場合が多いです。

ただし、先にも言ったようにアマツエルフは神鉄orアマツを引かないとゲームが始まらないデッキなので、運要素はかなり高いです。更に、RAGEで結果が出てしまったのでRAGE前よりも警戒は強くなると思います。このデッキの悪いところは、ウィッチ対面で相手がアマツエルフだと分かっているとマリガンの時点である程度対策が可能なところです。クラシカルソーサラーを連打されてしまうと厳しい試合展開になることもよくあります。ウィッチ側の負担が少ないといえどもウィッチミラーはよく発生しますし、最低限扱えないと厳しいです。

この組み合わせはウィッチを最低限扱えて、試合時間を短く終えたいプレイヤー向けだと思っています。

試合時間はDay2になると特に感じますが、短い方が有利です。休憩時間の間にご飯やトイレはもちろん、リプレイを見直し直前の試合の改善点があるかどうかを調べることもできます。


アマツエルフ+リオードロイヤル

この組み合わせはウィッチ2タテ想定の組み合わせですが、ウィッチを踏まないと厳しいのでマッチング運にかなり左右されます。そのためDay2になると有利になる組み合わせでした。また、アマツエルフがウィッチ対面リオードロイヤル程有利ではないため、アマツエルフを2回回す想定で試合をします。更に、ウィッチを逃がさないためにリオードロイヤルを先に投げます。

そのため相方のリオードロイヤルにかかる負担が大きくなるのでかなりの練度が求められます。

更に、この組み合わせを見られるとだいたいデッキタイプが透けるのでアマツエルフとウィッチの組み合わせの時と違い相手側のウィッチのアマツエルフに対する警戒度も高くなります。

この組み合わせはリオードロイヤルに絶対の自信があり、Day2シードを持っているプレイヤー向けだと思っています。


リノセウスエルフ+ネクロマンサー

この組み合わせがファイナリストにいるとは僕は予想できませんでした。何故なら今環境は

ウィッチを使えばミラーを除くほぼ全ての対面が微有利になり、リノセウスエルフやネクロマンサーと比べると求められる練度のハードルも少し下がる

と思っていたからです。Day2に行くぐらいなら最低限の回し方さえ覚えていればウィッチは勝てるのでかなり持ち込み得でした。ただしらウィッチを持ち込むことのデメリットととしてはアマツエルフ、リオードロイヤル、アグロヴァンパイアの様なウィッチ2タテ想定の組み合わせと当たってしまうと負けてしまうことが多いことです。そのデメリットがこの組み合わせには全くなく、どちらにも有利を取れるデッキはウィッチのみ。しかもウィッチ相手にも引きとプレイング次第では十分に勝てます。

この組み合わせはリノセウスエルフとネクロマンサーの高い練度を持ち、Day1での環境外のデッキにとても強く出ることができるので、マッチング運にあまり左右されたくないプレイヤー向けだと思っています。


https://note.com/amatsu_teisyutu/n/n7f03de809f8c

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